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When the Red, Red Robin《真っ赤っかなコマツグミがやってきて》"Whispering" Jack Smith


Now, I heard a robin this morning
I'm feeling happy today
ねえ、今朝コマツグミの声を聞いたよ*1
今日は幸せな気分さ

Gonna pack my cares and whistle,
Blow them all away!
心配事なんて箱詰めにして、口笛を吹こう
そしてはるか彼方へ吹き飛ばしちゃえ!

And what if I have been unlucky?
You know, really, I haven't a thing.
うまくいかない時はどうしよう?
確かに、実のところ僕はなに一つ持っちゃいない。

There's a time I always feel happy--
As happy as a king:
でも僕はいつだって幸せな気分なんだ…
王様みたいに幸せさ。

*When the red, red robin comes
 bob, bob bobbin' along, along,
 There'll be no more sobbing
 he starts throbbing hiis own sweet song.
*真っ赤っかなコマツグミがやってきて
 ぴょこぴょこぴょこんと跳ね踊れば*2
 もうシクシク泣いたりしないよ、
 コマツグミくんがすてきな歌をさえずりだしたなら。*3

**Wake up, wake up, you sleepy head,
 Get up, get up, get out of bed,
 Cheer up, cheer up the sun is red,
 Live, love, laugh and be happy.
**目を覚まして、目を覚まして、ねぼすけさん
 起きて、起きて、ベッドから出よう
 元気出して、元気出して、お日様が真っ赤だよ
 生きて、愛して、笑って、幸せにおなりよ。

***What if I've been blue,
 Now I'm walking through fields of flowers,
 Rain may glisten,
 but still I listen for hours and hours.
***真っ青に落ち込んだらどうしよう?
 僕は今お花畑の中を歩いてるけど
 雨が降ってヌルヌルになるかもしれない、*4
 でも何時間でも聴き続けるよ。

****I'm just a kid again,
 doing what I did again,
 singing a song,
 When the red, red robin comes
 bob, bob bobbin' along!
****ただの子供に戻って、
 子供の時と同じことをして、
 歌を歌おう
 真っ赤っかなコマツグミがやってきて
 ぴょこぴょこぴょこんと首を跳ね踊れば!

Though rain may fall in the evening,
And rain may fall in the night
夕暮れ時に雨が降るかもしれなくても
夜にも雨が降るかもしれなくても

When the robin sings in the morning
I know the sun is bright.
コマツグミが朝にさえずっているならば
お日様が照り輝いてると僕にはわかる。

I keep still when I hear him
Singing away up there in the trees,
彼の歌声を聞いた時はいつもじっと黙ってるんだ
木々の上でさえずり続けてる彼のために。

For the little Angel of Gladness
Brings happiness to me!
かわいい喜びの天使は
いつも僕に幸せをくれるものね!

*Refrain
*繰り返し

**Refrain
**繰り返し

***Refrain
***繰り返し

****Refrain
****繰り返し

*1 アメリカでロビンあるいはレッドロビンと呼ばれる小鳥は、和名ではコマツグミといい、イギリスでロビンと呼ばれるヨーロピアンコマドリとは別の種類。ティファニーでイメージカラーとして使われる「ロビンのタマゴの青」とは、この小鳥のタマゴの色。ちなみに、イギリスのロビンのタマゴは白地に薄い褐色のまだら模様という地味な色。




*2 bobは上下にぴょこぴょこ揺れる動作をあらわす。
*3 throbはドキドキする、ズキズキする、ガタガタするなど、小さな振動が絶え間なく続く時に使われる。
*4 glistenは油などで濡れてテカテカ光っているイメージ。

text & tune:  Harry M. Woods(Henry MacGregor Woods, 1896 – 1970)

ようやく時間が出来たから投稿再開。第一弾にぴったりの歌があったよ。

作詞作曲者のウッズは、いわゆるティン・パン・アレー時代に活躍したソングライター。左手に障害がありながら、ピアニストとしても成功した。
歌唱者であるジャック・スミス(1896-1950)の二つ名である「ウィスパリング(ささやき)」は、穏やかで優しげな歌唱スタイルからついたもの。

この歌は、アメリカでのみ展開するハンバーガーレストランチェーン「レッドロビン」の店名由来にもなった。


収録アルバム:Me & My Shadow



Do You Hear What I Hear?《君にも聞こえるかい?》Bing Crosby


Said the night wind, to the little lamb
Do you see what I see?
Way up in the sky, little lamb
Do you see what I see?
夜風が子羊ちゃんに言いました
「僕の見ているものが君にも見えるかい?」
 空高くにあるものが、子羊ちゃん
 僕の見ているものが君にも見えるかい?」

A star, a star
Dancing in the night
With a tail as big as a kite
With a tail as big as a kite
お星さま、お星さま
夜空で踊ってる
凧みたいに大きな尾っぽをひきながら
凧みたいに大きな尾っぽをひきながら続きを読む

Santa Baby《サンタ・ベイビー》Eartha Kitt


Santa baby,
just slip a sable under the tree
For me
Been an awful good girl
Santa baby,
so hurry down the chimney tonight
サンタ・ベイビー、
ツリーの下に毛皮を一着そっと置いて欲しいの*1
あたしのために
すっごくおりこうな女の子だったんだもの
サンタ・ベイビー、
今夜は急いで煙突から降りてきてよね続きを読む

Pick Yourself Up《ピック・ユアセルフ・アップ(起きあがって)》Pat Moran


Pick yourself up
Dust yourself off
起きあがって*1
ホコリをはらって続きを読む

Any Rags《くず屋》Arthur Collins




Did you ever hear the story of Ragged, Jagged Jack?
Here he comes down the street with a pack on his back
He comes in the morning, and he comes at night
And he gobbles up everything in sight
ズタボロ・ジャックの話を聞いたことはあるかい?
奴は背中に袋をしょってここいらへやってくる
朝にも来るし、夜にも来る
そして目に入ったものはみんなむさぼり尽くす続きを読む

The Japanese Sandman《ニッポンの砂男(ジャパニーズ・サンドマン)》The Andrews Sisters


Here's a Japanese Sandman
sneaking on with the dew
just and old second hand man
He'll buy your old day from you
ここにおわすはニッポンの砂男
夜露と共に忍び寄る
公正にして老練なる骨董屋*1
君のお古の一日を買い取ってくれるよ続きを読む

The Spaniard That Blighted My Life《俺の人生をめちゃくちゃにしたスペイン男》John Hewer


List to me while I tell you
Of the Spaniard that blighted my life
俺の話によく耳を傾けておくれ*1
俺の人生をめちゃくちゃにしたスペイン男のことを続きを読む

The Laughing Policeman《笑うおまわりさん》Charles Penrose


I know a fat old policeman
He's always on our street.
A fat and jolly red-faced man
He really is a treat.
ふとっちょで年寄りのおまわりさんがいてね
いつも僕らの町の通りに立っている。
太って陽気な赤ら顔のおじさんさ
彼ってほんとに楽しい人だよ。続きを読む

Run Rabbit Run!《走れ、ウサギ、走れ!(ラン・ラビット・ラン!)》Andrews Sisters


Run rabbit, run rabbit
Run! Run! Run!
Run rabbit, run rabbit
Run! Run! Run!
走れウサギ、走れウサギ、
ラン・ラン・ラン!
走れウサギ、走れウサギ、
ラン・ラン・ラン!続きを読む

Run Rabbit Run!《走れ、ウサギ、走れ!(ラン・ラビット・ラン!)》Flanagan and Allen


On the farm, every Friday
On the farm, it's rabbit pie day.
So, every Friday that ever comes along,
I get up early and sing this little song
とある農場では、毎週金曜日が
とある農場では、ウサギパイの日なのさ。
だから、金曜日が来るたびにいつも
僕は早起きしてはこのささやかな歌を歌うんだ続きを読む

All I Want For Christmas Is My Two Front Teeth《前歯のない子のクリスマス》Spike Jone & His City Slickers


'Twas the night before Christmas and all through the house
それはクリスマス・イブの夜のことで、家じゅう何もかも

Not a creature was stirring, not even a mouse
誰一人、ネズミ一匹だって身動きひとつしていなかった

Suddenly I heard a strange noise down below
でも突然、僕はすぐ下の階からおかしな物音がするのを聞いて

So, in my flannel pajamas I went tippy-toe
だからフランネルのパジャマを着たままつま先歩きで行ったらさ*1

I could see old Saint Nick from the spot where I stood
僕が立ってるところから聖ニコラス様が見えたんだ*2

So I slid down the banister just as fast as I could
だから全速力で手すりを滑り降りたのさ続きを読む

Gnome Way Out《山あり谷あり巨人あり(ノーム・ウェイ・アウト)》Cuphead - The Delicious Last Course



Glumstone The Giant:山男イワフマン

アートブックや紹介動画で先行して紹介されていたボス。安直に日本語訳すると「巨人グラムストーン」。
Glum(不機嫌な、気難し屋の)+stone(石、岩)→岩+不満→イワフマンというネーミング。
加えて、キャラデザの原型のひとつとなったと思われる『ベティと山男』に登場する「山男」から。
これもかなり気に入っているローカライズなんだけどどうですか。


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Doggone Dogfight《鉄ワン空中対決(ドッゴン・ドッグファイト)》Cuphead - The Delicious Last Course



The Howling Aces:咆哮飛行隊
(バグで食材リストでは「戌フー堂々隊」となっている。これは翻訳時に出た案のひとつ)

「Doggone」は「いまいましい!チクショー!」というほどの意味だが、キッズ向けアニメに使われる程度には穏健な表現。みんなもFで始まる言葉の代わりに積極的に使っていこう。
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Bootlegger Boogie《闇の酒蔵ブギウギ(ブートレガー・ブギー)》Cuphead - The Delicious Last Course



Moonshine Mob:虫魂トリースカ組

ブートレガーとはアメリカ禁酒法時代の酒類密造人、密売人のこと。酒の入った小瓶をブーツに隠し持っていたからとされる。転じて海賊版、非合法の物品全般を指すこともある。闇酒場とか闇市とかその類い。事実、ステージは地下に作られたもぐりの酒場(スピーク・イージー)で、今まさにアリ警察のガサ入れ真っ最中となっている。虫中心の世界観とキャラクターデザインは、フライシャーのカラー短編『アリの王国』や『クモの巣ホテル』などがあげられる(ちなみにこの辺は本編の《蜂の巣新聞社》や《ふっかけ酒場の大乱闘》とも重なっている)。







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The Key Ingredients《最後の醍醐味》Cuphead - The Delicious Last Course


Well, Cuphead and his pal Mugman
Their new friend Chalice too
By chance, they stopped into a bake shop
Mischief was on the menu
カップヘッドとその大の仲良しのマグマンが
新しい友達のチャリスもいっしょに
たまたま洋菓子店に立ち寄ったら
お品書きにちょっとした間違いがあったんだ*1続きを読む



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