Pick yourself up
Dust yourself off
起きあがって*1
ホコリをはらって
Nothing's impossible, I have found
For when my chin is on the ground
I pick myself up
Dust myself off
start all over again
不可能なんてないってわかったの
顎を地面にぶっつけた時でも
起きあがって、
ホコリをはらって、
また全部イチからはじめるの

Don't lose your confidence if you slip
Be grateful for a pleasant trip
And pick yourself up
Dust yourself off
start all over again
足を滑らせてしまっても自信を失わないで
「快適な旅」を楽しむの*2
そして起きあがって、
ホコリをはらって、
また全部イチからはじめるの

Work like a soul inspired
Until the battle of the day is won
You may be sick and tired
But you'll be a man, my son
全身全霊で努力するのよ*3
その日の戦いに打ち勝つまで
病気になったり疲れたりすることもあるだろうけど
きっと一人前の男になれるわ、ボクちゃん

Will you remember the famous men
Who had to fall to rise again
有名な人たちを思い出すのよ、
どん底になっても再起した人たちのことを

So take a deep breath
だから深呼吸して

Pick yourself up
起きあがって

Dust yourself off
ホコリをはらって

start all over again
また全部イチからはじめるの

Work like a soul inspired
Until the battle of the day is won
全身全霊で努力するのよ
今日の戦いに打ち勝つまで

You may be sick and tired
But you'll be a man, my son
病気になったり疲れたりすることもあるだろうけど
きっと一人前の男になれるわ、ボクちゃん

Will you remember the famous men
Who had to fall to rise again
有名な人たちを思い出すのよ、
どん底になっても再起した人たちのことを

So take a deep breath
だから深呼吸して

Pick yourself up
起きあがって

Dust yourself off
ホコリをはらって

start all over again
また全部イチからはじめるの

*1 直訳すると「あなた自身を持ち上げる」、転じて「立ち直る」「元気を出す」などの意味で使われる。なお、この曲は《元気をおだし》という邦題をつけられることもある。

*2 grateは「感謝する」の他に「満足する」という意味もある。「a pleasant trip」は「快適な旅を(お楽しみください)」という決まり文句。
*3 「inspire」は「霊感を得る」だけではなく「元気づける」「発奮する」などの意味がある。

text: Dorothy Fields (1904 – 1974)
tune: Jerome Kern(1885 – 1945)

元来は1936年の映画『有頂天時代』の劇中歌。ダンスのインストラクター(ジンジャー・ロジャーズ)に一目ぼれした男性ダンサー(フレッド・アステア)が、わざとダンスが下手なふりをして手取り足取り教えてもらおうとするシーンで歌われる。


有頂天時代 スイング・タイム Blu-ray
ヴィクター・ムーア
IVC,Ltd.(VC)(D)
2019-11-29


多くのミュージシャンにカバーされた人気曲だが、女流ピアニストにしてシンガーでもあるパット・モランのカバーでは、あまりに早口なので「ピキサパ・ダスタフ」という謎の呪文にしか聞こえない。

収録アルバム:The Pat Moran Quartet (2012 - Remaster)
Pick Yourself Up (2012 - Remaster)
BMG Rights Management (US) LLC
2022-04-22



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