新フォルダブルスマホ「Galaxy Z Flip5」の日本向け製品がFCC通過!NTTドコモとauから発売へ

米連邦通信委員会(FCC)は8日(現地時間)、Samsung Electronics(以下、Samsung)が発表した最新フォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Flip5(型番:SM-F731*)」の日本向けモデル(型番:SM-F731JPN)が2023年7月20日(木)より認証を順次取得していることを公開しています。FCC IDは「A3LSMF731JPN」。

また公開されている資料からSM-F731JPNは型番「SC-54D」および「SCG23」となることが記載されており、型番規則からそれぞれNTTドコモ向け「Galaxy Z Flip5 SC-54D」とau(KDD・沖縄セルラー電話)向け「Galaxy Z Flip5 SCG23」となると推察され、すでに紹介しているように両製品ともにデンマークの認証機関「DEMKO」における検査を通過していましたが、順調に開発が進んでいると見られます。

これにより、Galaxy Z Flip5が少なくともNTTドコモとauから8〜10月あたりに発売されると思われ、また認証情報から従来通りにNTTドコモ向けとau向けでハードウェアが共通となっていることが判明しました。

なお、現時点では日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)やその他の販路での発売については不明ですが、例えば、昨年は前機種「Galaxy Z Flip4」が楽天モバイルから発売されたほか、今年はすでにフラッグシップスマホ「Galaxy S23 Ultra」が後からSIMフリーモデルも発売されたため、今後、楽天モバイルやSIMフリーモデルなどが投入される可能性はあると考えられます。

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Galaxy Z Flip5は2019年からサムスン電子が展開している折り畳めるディスプレイを搭載したフォルダブルスマホのうちの縦に開くことで開いた状態では普通のスマホサイズで、閉じた状態ではコンパクトに持ち歩ける「Galaxy Z Flip」シリーズの最新機種で、これまでの「Galaxy Z Flip」や「Galaxy Z Flip 5G」、「Galaxy Z Flip3」、Galaxy Z Flip4とコンセプトは同じとなっています。

新たに前機種のGalaxy Z Flip4から約3.78倍大きくなった3.4インチ720×748ドットSuper AMOLED(約306ppi)のカバーディスプレイ「フレックスウィンドウ」によって閉じた状態でもより多様な機能が利用できるほか、新しい「フレックスヒンジ」で強化された革新的なデザインと独自の「フレックスカメラ」によるプロレベルのカメラ機能によって格別のスマホ体験を実現しているということです。

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主な仕様は約6.7インチFHD+(1080×2640ドット)Dynamic AMOLED 2X「Infinity Flex Display」やQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」、8GB内蔵メモリー(RAM)、256または512GB内蔵ストレージ、3700mAhバッテリー、防水(IPX8)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、NFC、Android 13、One UI 5.1など。

カメラは約1200万画素CMOS(1画素1.8μm)/広角レンズ(F1.8、画角83°、OIS)と約1200万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角レンズ(F2.2、画角123°)のデュアルリアカメラ、約1000万画素CMOS(1画素1.22μm)/広角レンズ(F2.2、画角85°)のシングルフロントカメラを搭載しています。

サイズは開いた状態で約165.1×71.9×6.9mm、閉じた状態で約85.1×71.9×15.1mm、質量は約187g、本体色はミントおよびグラファイト、クリーム、ラベンダーのほか、Samsung.com限定色としてグレーおよびブルー、グリーン、イエローがラインナップされています。SIMはnanoSIMカード(4FF)とeSIMのデュアルSIMに対応しています。

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記事執筆:memn0ck


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