SoftBank向け「moto g53s 5G」とY!mobile向け「moto g53y 5G」がAndroid 14に!

ソフトバンクは14日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「moto g53s 5G(型番:A302MO)」および携帯電話サービス「Y!mobile」向け5G対応エントリースマホ「moto g53y 5G(型番:A301MO)」(ともにMotorola Mobility製)に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年3月14日(木)より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は最大30分で、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは約2.08GBと大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。

更新後のビルド番号は両機種ともに「U1TPJ34.29-83」で、ビルド番号は「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」から確認可能。主な更新内容は両機種ともに以下の通りとなっているほか、Android 14へのOSバージョンアップに関してはMotorola Mobilityの公式Webページ『Android 14の新機能| Motorola Support JP』も合わせてご確認ください。

・Android 14へのOSバージョンアップ
・一定期間電源を切らずに利用し続けた場合、カメラアプリ起動時にエラー表示する場合がある事象の改善
・セキュリティの向上
※ 上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。


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moto g53s 5G

moto g53s 5Gおよびmoto g53y 5Gはオールラウンドな機能を追求するmoto gファミリーの中では中位クラスとなるmoto g5xの最新機種「moto g53 5G」の日本向けにカスタマイズされた独自モデル「moto g53j 5G」のSoftBank版とY!mobile版で、チップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 480+ 5G Mobile Platform」(最大2.2GHz Kryo 460 CPUコア×8、最大650MHz Adreno 619 GPU)を採用し、5G対応ながらも価格を抑えたエントリーモデルとなっています。

なお、moto g53j 5Gやmoto g53y 5Gはおサイフケータイに対応していますが、moto g53s 5Gは非対応となっており、さらに内蔵メモリー(RAM)はmoto g53j 5Gが8GBとなっているのに対し、moto g53s 5Gとmoto g53y 5Gは4GBとなっています。その他、本体色はmoto g53s 5Gがインクブラックの1色のみ、moto g53y 5Gがインクブラックおよびアーティックシルバー、ペールピンク(ワイモバイル限定色)の3色展開、moto g53j 5Gがインクブラックおよびアーティックシルバーの2色展開です。

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moto g53y 5G

ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.5インチHD+(720×1600ドット)TFT液晶(約269ppi)で、最大120Hzリフレッシュレートに対応し、パンチホール部分には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しています。また生体認証として指紋センサーも搭載。画面占有率(AA-TP)は89.47%に達しており、サイズは約163×75×8.2mm(最薄部)、質量は約183g、外装はプラスチック製で、揮発処理が施されており、防滴・防塵(IP52準拠)とのこと。リアカメラは以下のデュアル構成に。

・約5000万画素CMOS(1画素0.64μm、4in1、PDAF)/広角レンズ(F1.8)
・約200万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4)

主な仕様は128GB内蔵ストレージおよびmicroSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAhバッテリー、急速充電「TurboPower 18」(最大18W)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、ステレオスピーカー、マイク×2、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.1、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)など。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMに対応しています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

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5G NR: n3/ n28/ n77(3.4GHz, 3.7GHz)/ n78
4G LTE: B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42
3G W-CDMA: B1/B2/B4/B5/B8
2G GSM: 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz

両機種ともにOSはAndroid 13をベースにした独自ユーザーインターフェース「MYUI 4.0」がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 14が提供開始されました。更新は「設定」→「システムアップデート」→「アップデートの確認」→「了解」→「今すぐ再起動」から行います。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンの確認する(PDF形式:567KB)』をご確認ください。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト<<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。






記事執筆:memn0ck


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