新フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold5」の日本向け製品がFCC通過!NTTドコモとauから発売へ

米連邦通信委員会(FCC)は27日(現地時間)、Samsung Electronics(以下、Samsung)が発表した最新フォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Fold5(型番:SM-F946*)」の日本向けモデル(型番:SM-F946JPN)が2023年7月11日(火)より認証を順次取得していることを公開しています。FCC IDは「A3LSMF946JPN」。

また公開されている資料からSM-F946JPNは型番「SC-55D」および「SCG22」となることが記載されており、型番規則からそれぞれNTTドコモ向け「Galaxy Z Fold5 SC-55D」とau(KDD・沖縄セルラー電話)向け「Galaxy Z Fold5 SCG22」となると推察され、すでに紹介しているように両製品ともにデンマークの認証機関「DEMKO」における検査を通過していましたが、順調に開発が進んでいると見られます。

これにより、Galaxy Z Fold5が少なくともNTTドコモとauから8〜10月あたりに発売されると思われ、また認証情報から従来通りにNTTドコモ向けとau向けでハードウェアが共通となっていることが判明しました。

なお、現時点では日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)やその他の販路での発売については不明ですが、例えば、フラッグシップスマホ「Galaxy S23 Ultra」は後からSIMフリーモデルが発売されたため、今後、SIMフリーモデルなどが投入される可能性はあると考えられます。

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Galaxy Z Fold5は2019年からサムスン電子が展開している折り畳めるディスプレイを搭載したフォルダブルスマホ第1弾となった「Galaxy Fold」に続く横折り型の「Galaxy Z Fold」シリーズの第5世代で、これまでのGalaxy Foldや「Galaxy Z Fold2」、「Galaxy Z Fold3」、「Galaxy Z Fold4」とコンセプトは同じで内側に折り畳める大画面ディスプレイ、折りたたんだ状態でも外側の片面にディスプレイを搭載して通常のスマホのように使えます。

Galaxy Z Fold4に続いてあまり大きな新しいトピックはないものの、引き続いて防水(IPX8準拠)やS Penには対応しており、チップセット(SoC)が最新のQuacomm製「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」となってスペックアップしているほか、OSがGoogleが開発する大画面向け「Android 13」ベースとなって使いやすくなっており、画面サイズはそのままに若干ですが、小型化・軽量化しています。

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また新たにGalaxy Z Fold端末専用のSペン「S Pen Fold Edition」に対応し、よりスリムでコンパクトになり、ポケットに収まるサイズながらいつでもどこでもイラスト描きやアイデアメモを容易にし、純正アクセサリーである「Slim S Pen Case」は通常のFold用ケースとほぼ同じ厚さながらもさまざまなスタイルとカラーが用意されているため、Sペンをスタイリッシュに持ち運ぶことができます。

約7.6インチのメインディスプレイは大きな画面と滑らかな表示で、お気に入りの映画を縦でも横でも楽しむことができ、さらに新たにピーク輝度は約30%以上向上し、最大1750nitsとなっており、屋外の明るい日差しの下でも最適な視聴体験を提供するということです。

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記事執筆:memn0ck


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