auから20周年記念であのG'zOneシリーズの新モデル「TYPE-XX」がついに12月10日発売!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は6日、携帯電話サービス「au」向けに人気の耐久性に優れた「G'zOne」シリーズの4G・VoLTEに対応した折りたたみ型フィーチャーフォン(従来型携帯電話、以下「ケータイ」)「G'zOne TYPE-XX(ジーズワン タイプ ダブルエックス)」(京セラ製)を2021年12月10日(金)に発売すると発表しています。型番は「KYY31」、FCC IDは「JOYEB1090」。

販路はau Styleやauショップ、量販店などのau取扱店および公式Webストア「au Online Shop」などで、すでに今年8月より事前予約受付を実施しており、価格(金額はすべて税込)はau Online Shopなどの直営店では52,800円(2,200円/月×24回または1,466円/月×36回、1,100円/月×48回)となっています。

さらにau公式アクセサリー「au +1 collection」から製品上の菌や特定のウイルスの増殖を抑制する、抗菌・抗ウイルス加工を施した「保護フィルム/抗菌・抗ウイルス高光沢」やカラビナとロングストラップの2WAY式ストラップに予備電池やイヤホン変換ケーブルなどを収納できる専用ポーチ付きの「G'zOne TYPE-XX 2WAYストラップ&マルチケース/ブラック」などが発売されます。

なお、本機は20周年記念モデルとしてG'zOneシリーズが復活し、それを記念して2021年12月6日(月)から2022年1月10日(月)までの期間にKDDIが運営するデジタル情報マガジン『TIME&SPACE』にてカシオの歴代携帯電話から思い出深いナンバーワンを投票で決める「au CASIOケータイグランプリ」を開催しています。

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G'zOneシリーズは2000年に初代G'zOneが発売され、カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK」の人気とともに防水・防塵・耐衝撃といったタフネス性能に対応することで、登山やスキー、キャンプなどのアクティブシーンのほか、工事現場や配送業などで利用する人に好評となり、長らくシリーズとして製品化され、2011年には初のスマートフォン(スマホ)「G'zOne IS11CA」も発売されました。

しかしながら、カシオ計算機の携帯電話端末事業からの撤退に伴って収束していましたが、今回、G'zOneシリーズの20周年を記念して新モデルが投入されることになりました。G'zOneシリーズとしては2012年発売の「G'zOne TYPE-L」以来、フィーチャーフォンとしては2010年発売の10周年記念モデル「G'zOne TYPE-X」以来となります。

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本体カラーはリキッドグリーンとソリッドブラックの2色展開

G'zOne TYPE-XXはG'zOneシリーズの20周年記念モデルとして「もし現在にG'zOneが存在するならどんな姿になっているか」という想いを形にした「特別企画商品」として実現し、カシオ計算機 技術本部 デザイン開発統轄部 エキスパートデザイナーを務める井戸 透記氏をはじめとしてカシオ計算機の歴代G'zOneデザインチームが商品デザインを担当しています。

これにより、歴代レジェンドモデルに採用してきた丸形サブディスプレイのほか、初代G'zOneをオマージュした円形の10キーや背面バックロックなどこだわりの新デザインを採用し、主なタフ性能をアイコン化した背面彫刻はG'zOne伝統の背面デザインとなっており、六角形状と六角配置を用いて遊び心が表現され、細かいディティール1つ1つにまで込めたデザイナーの思いを楽しめます。

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さらに初代G'zOneで初採用されたスクリューバッテリーロックも復活し、専用工具を用いて回す金属ノブによってバッテリーカバーを確実にロック。加えて吊り下げた時の重心を考慮したヒンジ下の固定バンパーには左右にストラップホール、センターに幅20mmのベルトホルダーを設け、より精密感を増した部品構成とともに、カバーレンズ表面には低反射コートを実施しているとのこと。

背面カメラは約1300万画素CMOS/広角レンズを搭載し、アルミ切削のカメラリングもテーマモチーフでもある六角形状とするため、あえて難度の高い加工にチャレンジして細部にも一切の妥協のない完成度を追求。また側面断面はカシオケータイの伝統でもある開きやすさに配慮し、ジグザグの断面が持ちやすさと開きやすさを両立しているということです。

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開くと約3.4インチFWVGA(480×854ドット)透過型TFT液晶やセンターキー、10キー(ダイヤルキー)などが搭載され、センターキーは六角カーソルの表面にワッフル状のテクスチャーを施すことによってグリップ感を高めると同時に機能美を表現しており、緻密なローレット仕上げのセンターキーと周囲のアクセントカラーも見せ場となっています。

また10キーは初代G'zOne(型番:C303CA)へのオマージュでもある円形キーを採用し、照光機能を維持したまま、見た目はアルミ切削スピン加工のようなメタリック調表現に進化しており、広いキーピッチで隣接するキーとの誤押しを軽減した上、周囲にカップを設けた凸形状として軍手やグローブをしたままでも操作が容易になっています。

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電卓やメモなど、良く使う機能を最大2個まで登録し、ワンタッチで呼び出せるカスタマイズキーを搭載しており、電話帳登録した電話番号も登録でき、良くかける連絡先にかんたんに発信可能となっています。その他にもプロダクトデザインにマッチした遊びゴコロとギアっぽさを感じる世界観の画面デザインし、大人気のカシオペンギン(通称:カシペン)も隠れキャラで登場します。

またG'zOneの特長である防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP5X)など、アメリカ国防総省が制定したMIL規格19項目に準拠した耐久性能を有し、さらに高さ1.8mから鉄板・コンクリートに製品を26方向で落下させるメーカー独自の試験をクリアしているとのこと。その他にも4つのセンサーで天気や気圧、温度などを確認可能。簡易ライトやホイッスル音、FMラジオなど野外活動をサポートする機能が充実しているということです。

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主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「QM215」(1.2GHzクアッドコアCPU)や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDHCカードスロット(最大32GB)、1500mAhバッテリー(取外可能)、USB Type-C端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、Wi-Fiテザリング(最大10台)、VoLTEなど。サイズは約115×55×23.0mm(最厚部26.0mm)、質量は約183g。

購入時にSIMロックはかかっておらず、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つのシングルSIMで、4G LTEによって下り最大150Mbpsおよび上り50Mbpsをサポートし、対応周波数帯は4G LTEのBand 1および3、17、18、3G W-CDMA方式のBand IおよびV、2G GSM方式の850および900、1800、1900MHz。連続通話時間(音声通話時/日本国内使用時)は約610分、連続待受時間(日本国内使用時)は約340時間、充電時間は約140分(TypeC 共通 ACアダプタ 01・02使用時)。

風の強い日、雨や川の音が気になるときでも聞き取りやすい96dB(3kHzで計測距離10cmで本体を開いた状態)の大音量デュアルスピーカーを搭載。またホイッスル音やクマ鈴などのブザーが鳴らせるので、万が一の備えにもなります。簡易ライトを搭載し、点滅や輝度調整、点灯時間変更が可能なので、日没後のあらゆるアウトドア環境で活用可能。なお、卓上ホルダーはUSBカバーを開けなくても本体を挿すだけで充電ができるようになっています。

プリインストールアプリには各種センサーと連動した「コンパス」や「気圧」、「日の出・日の入り」など、アウトドアシーンで活躍する情報を表示でき、設定で常時表示も可能となっています。4G LTEの切り替わりを音声で知らせる「圏内・圏外通知機能」も搭載。おサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ、3.5mmイヤホンマイク端子、ワイヤレス充電、赤外線通信には非対応。











記事執筆:memn0ck


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