京セラがau向けに展開している「GRATINA」シリーズは昨年8月に初のスマートフォン（スマホ）「GRATINA KYV48」が発売されましたが、再びケータイのGRATINA KYF42が投入されます。GRATINAシリーズのケータイは2019年5月発売の「GRATINA KYF39」以来の約2年ぶりとなります。

これまでのGRATINAシリーズと同様に後防水（IPX5およびIPX8準拠）や防塵（IP5X準拠）、耐衝撃（MIL-STD-810G準拠）に対応しつつ、無駄をそぎ落として使いやすさを追求した美しいデザインを採用し、昨今のコロナ禍でも安心して使えるアルコール除菌シートや泡ハンドソープでの手入れが可能で常に清潔に維持して使えるようになっています。







折りたたみ型を採用し、開くと約3.4インチFWVGA（480×854ドット）透過型TFT液晶（約1677万色表示）と数字キーなどのダイヤルキーがあり、閉じた正面に搭載されたサブディスプレイは新たにパネル色を黒にしたことでコントラストが高くなってより見やすくなっています。サイズは折りたたんだ状態で約112×51×17.9mm、質量は約125g、本体カラーはホワイトおよびライトブルー、ブラックの3色展開。

また手にしっかり馴染むラウンド形状で持ちやすく、キーデザインも見やすく、押しやすい今まで通りの快適な使い心地を実現し、着信に気づきやすい「でかバイブ」や同じ相手から10分以内に2回以上の不在着信が続くと段階的に着信音を大きくする「ステップアップ着信」など、大事な電話を逃さない機能が充実しています。引き続いてストラップ穴も搭載。





さらに高音質通話「VoLTE」に加え、高音域を抑えて甲高い音を軽減する「やわらかく」や高音域を強調してこもった音を明瞭にする「はっきりと」などの設定によって通話相手の音声を聞き取りやすい音質に設定変更できる「聞こえ調整」を搭載。またステップアップ着信や不在着信スヌーズ、音声エクスポート、電話番号だけで写真や動画を送れる「＋メッセージ」にも対応。

外部接続・充電端子はUSB Type-Cで、取り外しができる容量1500mAhの電池パックとなっており、バッテリーケアモードに対応。また充電がしやすく、シンプルでコンパクトデザインの卓上ホルダーが用意されています。連続通話時間は約600分（VoLTE）、連続待受時間は約450時間（4G LTE）、充電時間は約130分（TypeC共通ACアダプタ01・02［別売］使用時）。


基本スペックはQualcomm製チップセット（SoC）「QM215」（1.2GHzクアッドコアCPU）および1GB内蔵メモリー（RAM）、8GB内蔵ストレージ、microSDHCカードスロット、約800万画素CMOSアウトカメラ、IEEE802.11b／g／n準拠（2.4GHz）の無線LAN（Wi-Fi）、Blueooth 4.2、位置情報取得（A-GPS）など。

その他、シンプルメニューやカスタムメニュー、すぐ文字、でか文字、フェイク着信、再生画面切替ソフトキー、天気アプリ、テレビde写真、音声レコーダー、時短検索、ペア機能、スクリーンショット、十字キーポインター、機能ロック、au世界サービス、緊急速報メール、テザリング（最大10台）に対応。おサイフケータイ（FeliCa）やワンセグ・フルセグ、赤外線通信には非対応。

携帯電話ネットワークはLTE UE Category 4をサポートし、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。SIMカードはnanoSIMカード（4FF）スロットの「au Nano IC Card 04 LE」。イヤホンマイク端子は搭載されていないため、有線でイヤホンマイクを使う場合は別売りのUSB Type-C変換ケーブルを利用する必要があるとのこと。なお、企画から設計・開発・試験・製造・アフターサービスまで、一貫して国内で実施している「JAPAN MADE」となっています。





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