冬の寒い夜にヤマアラシ夫婦が、お互いを暖めようと体を寄せ合う。しかし、近づけば近づくほど相手を自身の針で傷つけてしまう、という寓話をヤマアラシのジレンマという。日本では、寒さを凌いでサルが寄せ集まっているのを「サル団子」と言うそうだ。民主党のサル団子は差し詰め、ジレンマの固まりである。「こいつらとは絶対一緒にいたくない」と思っても、身を寄せ合うしかない。でも、近づくほどに嫌気がさし、傷つけ合う