厚生労働省は11月22日、飲酒のリスクや影響について盛り込んだ国内初の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(案)」を公表した。同案では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量の参考値として「1日あたりの純アルコール摂取量が男性40グラム以上、女性20グラム以上」が示されている。40グラムは、ビールなら500mlロング缶2本に相当し、居酒屋で酒を楽しむ客に「ガイドラインを守れますか?」とインタビューする報道が相次いだ