今でも、憧れの人を間近で見るのは「現実味がない」と、彼女は言う。初めてテレビでコートを駆ける姿を見た時から、その人は彼女のスターだった。小学3年生時の自由研究ノートには、カラフルなペンで彩った"憧れの人"の写真をいくつも貼り、空白を「この人みたいになりたい!」の文字で埋めつくした。大坂なおみ(左)の肩を抱いて祝福するセリーナそれから10年以上の時が経ち、23歳になった彼女は、憧れの人----セリーナ・