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J-CASTニュース
日本ハム在籍時の20年に自身3度目の打点王を獲得し、自己最多の31本塁打をマーク。本塁打王を獲得した大阪桐蔭高の後輩の楽天・浅村栄斗に1本差で届かなかったが、広い札幌ドームの高いフェンスに阻まれた打球が何本もあった。
昨季もタイトルが期待されたが絶不調に苦しんだ。39試合出場で打率.193、4本塁打、13打点と大きく期待を裏切った上に想定外のトラブルを起こす。
8月、チームメートの暴力事件が判明して無期限の出場停止処分。巨人への電撃トレードで再起のチャンスを与えられたが、モノにできなかった。34試合出場で打率.154、3本塁打、7打点。CSでもスタメンに名を連ねることはなかった。
「強面の風貌ですが繊細な一面があります。巨人に移籍してからはチームメートに遠慮しているようにも感じました。日本ハム時代は『大将』と呼ばれ、後輩たちに頼られるのを意気に感じるタイプでした。謙虚な心構えは必要ですが、体をもう一度大きくして伸び伸び中田らしくプレーしてほしいですね」(前出の記者)
背水の陣で迎える今季。再び輝きを取り戻せるだろうか。(中町顕吾)