監視対象になっていたのは、Amazonから直接配達業務を請け負う「Amazon Flex」に参加する、個人事業主のドライバーです。Motherboardが独自に入手したファイルには、「Social media monitoring(ソーシャルメディア監視)」と呼ばれるドキュメントがあり、Amazon FlexドライバーのFacebookグループやウェブサイト、掲示板、Twitterの検索結果がどがまとめられていたとのこと。Facebookグループの中には、承認されないと閲覧できないクローズドなものもあったそうです。
Motherboardによれば、Amazonはドキュメントに基づいてドライバを監視する「Advocacy Operations Social Listening Team」というチームを作っており、Amazon FlexのドライバーがSNSに書いた投稿をキャプチャし、具体的な内容とAmazon側の対応を報告書にまとめていたとのこと。AmazonのSNS監視システムはオンラインでアクセスできるようになっていて、限られた者のみが所有するIDとパスワードでログインできたそうです。