ファクシミリ(写真:筆者撮影)「デジタル・デバイド」という言葉は、最近あまり目にしなくなった。ネット社会が進展する中で、IT環境にアクセスできない人たちが不利益を被るということだ。総務省の情報通信白書によるとスマホの世帯普及率が90%近くとなり、さすがに「ガラケー」を使うお年寄りはあまり見かけなくなった。「デジタル・デバイド」という言葉は「死語」になりつつあるのか、と言いたいところだが、筆者が主として