Samsungの新フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold7」をレビュー!

既報通り、Samsung Electronics(以下、Samsung)が展開する「Galaxy」ブランドにおける新しいフォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Fold7」がリリースされました。日本でもサムスン電子ジャパンが2025年8月1日(金)に発売すると発表しており、オープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)のほか、NTTドコモやKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から同じく8月1日に発売されます。

Galaxy Z Fold7は折りたたむとコンパクトに持ち歩けて、開くと広い画面が利用できるメリットがある横開きタイプとなっており、特にSamsungのGalaxy Z Foldシリーズは折りたたみタイプのスマホの中でもハイエンドモデルとして注目されています。一方、これまでは折りたたんだときの本体の厚みや重さが気になるポイントがありました。これに対し、Galaxy Z Fold7は薄型化と軽量化を徹底し、日本の横開きスマホ史上最薄・最軽量(発表時点、サムスン電子ジャパン調べ)となっており、折りたたみタイプのスマホのデメリットをカバーした魅力的なモデルとなりました。

現在、各モデルともに2025年7月17日(木)より予約受付を実施しており、メーカー版については公式Webストア「Samsungオンラインショップ」( https://www.samsung.com/jp/offer/ )に加え、Galaxyブランドの世界最大級ショーケース「Galaxy Harajuku」(東京・原宿)や体験スペース「Galaxy Studio Osaka」(大阪・なんば)、そして日本国内では初のAmazon.co.jpやヨドバシカメラ、ビックカメラでも同時発売となっています。

価格(金額はすべて税込)はオープンながらメーカー版の希望小売価格およびSamsungオンラインショップにおける価格が256GBストレージモデルなら265,750円、512GBストレージモデルなら283,750円、1TBストレージモデルなら329,320円で、メーカー版では本体色は256GBモデルと512GBモデルがシルバー シャドウおよびブルー シャドウ、ジェット ブラックに加え、Samsung オンラインショップ限定カラーとしてミントの合計4色展開、1TBモデルがブルー シャドウとジェット ブラックの2色展開となっています。なお、その他のNTTドコモ版やau版、SoftBank版の価格についてはこちらで紹介しているのでご参照ください。

その他、各モデルともに予約して購入すると、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」(ホワイト)が必ずもらえる発売記念キャンペーンも実施されています。またSamsungオンラインショップでは同時購入キャンペーンも実施中で、対象期間中にてGalaxy Z Fold7と対象製品を同時購入すると、対象のアクセサリーやその他のGalaxy製品が最大50%OFFになります。今回はそんなGalaxy Z Fold7(au版「Galaxy Z Fold7 SCG34」の256GB・ブルーシャドウ)をサムスン電子ジャパンよりお借りして実際に試してみましたので、その模様を紹介します。

02
Galaxy Z Fold7を開いてメインディスプレイを広げたところ

Galaxy Z Fold7は日本の横開きスマホ史上最薄・最軽量を実現し、厚さは広げた状態で約4.2mm、折りたたむと約8.9mm、重さは約215gとなっています。前作の「Galaxy Z Fold6」と比べると、大幅にスリムかつ軽量化しています。また新たに採用されたヒンジ「Armor FlexHinge」は耐久性を維持しながら薄型化を実現し、マルチレール構造の導入によってディスプレイの折り目が目立ちにくくなっています。

さらに開いた状態のメインディスプレイはアスペクト比21:18の約8.0インチQXGA+(2160×1856ドット)有機EL「Foldable Dynamic AMOLED 2X」(約356ppi)、閉じた状態で使うカバーディスプレイはアスペクト比22:9の約6.5インチHD+(968×2376ドット)有機EL「Dynamic AMOLED 2X」(約395ppi)に大画面化し、アスペクト比も変更されたことによってより閲覧性が向上しました。

03
Galaxy Z Fold7の背面


04
Galaxy Z Fol7のカバーディスプレイ


05
Galaxy Z Fol7の閉じた状態における背面

実際に手にしてみると、筆者は前機種のGalaxy Z Fold6を普段から愛用していますが、並べて比べなくても明らかに薄く軽くなっているのがわかり、また画面が大きくなっていることを実感できました。筆者だけでなくGalaxy Z Fold6の利用者はそのサイズの違いに驚くレベルの進化になっていると思われます。一方でこの薄型化や軽量化によってこれまで対応していた専用ペン「S Pen」には非対応となったため、S Penを利用したいという人は注意が必要です。

06
Galaxy Z Fold6(左)とGalaxy Z Fold7(右)の広げた状態で厚みの比較


07
Galaxy Z Fold6(左)とGalaxy Z Fold7(右)の畳んだ状態の厚みの比較

またGalaxy Z Fold7はUltra仕様となってカメラ機能が強化され、Galaxy Zシリーズ初となる約2億画素の広角カメラを搭載し、従来の約5000万画素と比較して4倍のディテールとなりました。さらにAI搭載のProVisual Engineにてより鮮やかな色彩を再現できるようになったほか、ナイトグラフィーは暗い場所でも鮮明でクリアな撮影を可能です。メインディスプレイに搭載された約1000万画素の画角100°となる超広角カメラは折りたたみのメリットを最大限に活かしてグループでのセルフィー、旅の風景まで撮影しやすい仕様と言えるでしょう。

<カバーディスプレイセルフィーカメラ>
・約1000万画素CMOS(1画素1.22μm)+広角レンズ(F2.2、焦点距離24mm)

<メインディスプレイカメラ>
・約400万画素CMOS(1画素2.0μm)+広角レンズ(F1.8、焦点距離26mm)

<リアカメラ>
・約2億画素CMOS(1/1.57型、1画素1.0μm、9in1、Dual Pixel PDAF)/広角レンズ(F1.8、焦点距離23mm、OIS)
・約1200万画素CMOS(1/3.2型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、画角123°、焦点距離12mm)
・約1000万画素CMOS(1/3.94型、1画素1.0μm、PDAF)+望遠レンズ(F2.4、焦点距離66mm、光学3倍ズーム、OIS)

08
Galaxy Z Fold7のリアカメラ部分

OSは最新のAndroid 16ベースの「One UI 8」を搭載し、AI機能の利用が可能で、GoogleのAI機能「Gemini Live」はAIエージェントと会話しながらリアルタイムで画面を共有することができ、表示されている内容について状況に応じて様々なアシストを受けることができます。またテキストだけでなく、画像や音声、ライブ カメラを介して利用者とスマホの間で直感的かつ自然なコミュニケーションが可能になります。

09
生成AIでキーワードにて壁紙を作成の例

基本スペックは引き続いてハイエンド仕様で、チップセット(SoC)はQuacomm製「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy」で、CPUは4.47GHz Oryon V2 Phoenix Lコア×2+3.56GHz Oryon V2 Phoenix Mコア×6のオクタコア、GPUは1.2GHz Adreno 830のドデカコアとなっており、内蔵メモリー(RAM)は16GBとなっています。これにより、ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」では総合スコアが210万ポイント台と高い数値になっています。

またバッテリー容量はこれだけ薄型化と軽量化が行われているものの、Galaxy Z Fold6から据え置きの4400mAhで、SoCの省電力化などによって電池持ちは良くなっているとのこと。外部接続・充電端子はUSB Type-Cで急速充電(最大25W)に対応しており、さらにワイヤレス充電(最大15W)、ワイヤレスリバースチャージ(最大5W)も利用できます。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとデュアルeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートし、携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6およびミリ波(mmWave)に対応しています。

10
Antutu Benchmarkは210万ポイント台

その他の仕様では防水(IPX8)や防塵(IP4X)、側面指紋認証、顔認証、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、Wi-Fi 7に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.4、UWB、AKGによってチューニングされたデュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、位置情報取得(A-GNSS:GPS・GLONASS・Galileo・BDS・QZSSなど)、緊急速報メール、加速度センサー、気圧センサー、光センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、地磁気センサー、ホールセンサーなど。

筆者はGalaxy Z Foldシリーズを「Galaxy Z Fold3」から「Galaxy Z Fold5」、そして前作のGalaxy Z Fold6というようにこれまで3台を使ってきましたが、今回のGalaxy Z Fold7は非常にインパクトがありました。本体の薄さ、軽さ、ディスプレイの大きさは今までのFoldシリーズのレベルを大きく超えています。開いたときの折りたたみ部分の段差も小さくなっており、新しい世代に入ったほどの衝撃を受けました。ハイエンドのフォルダブルスマホとしてオススメのモデルだと感じました。

サムスン(Samsung)
2025-08-01



Samsungオンラインショップ
Samsungオンラインショップ




ahamo






記事執筆:伊藤浩一


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Samsung Galaxy Z Fold7 関連記事一覧 - S-MAX
Samsung Galaxy Z Fold7 SC-56F | Android スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
Samsung Galaxy Z Fold7 | スマートフォン(Android スマホ)| au
Samsung Galaxy Z Fold7 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Samsung Galaxy Z Fold7|超薄型の折りたたみスマホ|Samsung Japan 公式
このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ :