Reno Aシリーズ最新モデル「OPPO Reno9 A」をチェック!

既報通り、オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)は13日、「OPPO Reno Aシリーズ新製品ラウンドテーブル」を開催し、5G通信やおサイフケータイ(FeliCa)、防水防塵性能などに対応したスタンダードスマートフォン(スマホ)「OPPO Reno9 A(オッポ リノナイン エー)」(OPPO Mobile Telecommunications製)を2022年6月22日(木)に発売すると発表した。

OPPO Reno9 Aは同社が展開する「OPPO Reno A」シリーズの最新モデルで、オープン市場向けメーカー版(SIMフリーモデル)「OPPO Reno9 A(型番:CPH2523)」をはじめ、移動体通信事業者(MNO)向けとしてソフトバンクの携帯電話サービス「Y!mobile(ワイモバイル)」版の「OPPO Reno9 A(型番:A301OP)」をラインナップする。

メーカー版のOPPO Reno9 A CPH2523は、公式Webストア「OPPO 公式オンラインショップ」や「OPPO 公式楽天市場店」、「OPPO 公式Yahoo!ショッピング店」の他にECサイトではやECカレント、ひかりTVショッピング、量販店ではエディオンやケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、仮想移動体通信事業者(MVNO)では「IIJmio」や「QT mobile」、「NUROモバイル」、「ピカラモバイル」、「mineo」、「LinksMate」、MNOでは楽天モバイルで取り扱われる。

希望小売価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webストアでは46,800円、IIJmioでは41,980円、mineoでは40,656円、楽天モバイルでは53,900円となっている。またワイモバイル版はワイモバイルショップや量販店などのワイモバイル取扱店および公式Webストア「ワイモバイルオンラインストア」などで取り扱われ、価格はワイモバイルオンラインストアなどの直営店では41,400円となる。

なお、各社割引やキャンペーンなどはこちらの記事を参照して欲しい。今回は新製品ラウンドテーブルが開催された会場のタッチ&トライスペースでOPPO Reno9 Aに触れることができたので、写真や動画を交えながら外観や基本機能、特徴などをレポートする。

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OPPO Reno9 Aの本体正面

OPPO Reno9 Aは、前機種「OPPO Reno7 A(オッポ リノセブン エー)」の後継機種で、日本市場ではニーズが高いとされているおサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵性能に引き続き対応している他、マイナンバーカード機能(スマホ用電子証明書機能)にも対応した。

ディスプレイは有機EL(AMOLED)を採用しており、約6.4インチFHD+(1080×2400ドット)、画面占有率89.4%、リフレッシュレート最大90Hz、タッチサンプリングレート最大180Hz、色彩深度約1670万色(8ビット)、通常輝度430nit、最大輝度600nitとなっており、前機種のOPPO Reno7 Aと比較してサイズからその他の仕様までほぼ同等。

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OPPO Reno9 Aの本体背面。左がムーンホワイト、右がナイトブラック


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背面は一見横デザインのようだがカメラ周りは縦向きのデザイン

本体のサイズは、約160(縦)×74(横)×7.8(厚さ)mmで、重量は約183gとこちらもOPPO Reno7 Aと比較してほぼ同等と言えるが、厳密にはOPPO Reno7 Aの本体サイズは約159.7(縦)×73.4(横)×7.6(厚さ)mmで、重量は約175gとなっており、わずかに今回のOPPO Reno9 Aの方が大きく、重くなっている。

ただし、両機種を持ち比べるなどしない限り、サイズ感や重量感、質感などに大きな差を感じることはないだろう。

また、OPPO Reno9 Aの背面パネルにはガラスが採用されているが、OPPO Reno7 Aと同じく「OPPO Glow(オッポ グロウ)」と名付けられた独自の背面加工が施されており、ツルツルとした光沢のあるガラス感はなく、サラサラとしたマットな仕上げで、指紋跡も目立ちにくく、心地の良い質感を実現している。

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前回のOPPO Reno7 Aの発表時に撮影した歴代のOPPO Reno Aシリーズ。左から「OPPO Reno A」「OPPO Reno3 A」「OPPO Reno5 A」「OPPO Reno7 A」

こうして見ると、今回のOPPO Reno9 Aは、OPPO Reno7 Aのデザインを継承していることが分かる。これには理由があり、OPPO Reno7 Aのユーザーアンケートにおいて、デザイン面での評価がとても高かったのだという。そこで今回のOPPO Reno9 Aでは、OPPO Reno7 Aのデザインをブラッシュアップし、さらに心地の良い質感や持ちやすさを追求したそう。

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OPPO Reno7 Aはデザイン性の評価がかなり高かったとのこと


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本体正面向かって左側面(上)と右側面(下)(画像=上)、上部側面(上)と下部側面(下)(画像=下)

本体正面に向かって左側面にはnanoSIMカード(4FF)とmicroSDカードのスロット、上下(音量)キー、右側面にはと電源キーを搭載している。上部側面にはボタンや端子類はなく、下部側面には3.5mmイヤホンジャックとUSB Type-C端子を備えている。

カードスロットはSIMピンを使って取り外すタイプとなっており、SIMピンが付属する。なお、メーカー版のOPPO Reno9 A CPH2523はnanoSIMカードスロットが2つで片方はmicroSDカードスロットと共有だが、ワイモバイル版はnanoSIMカードスロットが1つとmicroSDカードスロットとなっている。

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本体上部左側面に搭載されているカードスロットを外したところ


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左がSIM2およびmicroSDカードトレー、右がSIM1トレー

またメーカー版およびワイモバイル版ともにeSIMにも対応しており、各製品ともにデュアルSIMで利用可能となっている。microSDカードは最大1TBまでのmicroSDXCカードに対応している。この辺りの仕様も前機種OPPO Reno7 Aと同等だ。

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ムーンホワイトの背面カメラ


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各カメラのスペック

背面のリアカメラは、
・約4800万画素(F値:1.7)広角カメラ
・約800万画素(F値:2.2)、画角120° 超広角カメラ
・約200万画素(F値:2.4)マクロカメラ
を搭載しており、カメラのハード的な仕様も前機種OPPO Reno7 Aと同等だ。

ディスプレイ左上の小さなパンチホールには約1600万画素(F値:2.4)を搭載しており、顔認証に対応している。また生体認証としては画面内指紋センサーにも対応している。

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標準カメラアプリのリアカメラの画面(左)とフロントカメラの画面(右)。いずれも「写真」モード

標準カメラアプリのユーザーインターフェース(UI)も、OPPO Reno7 Aとほぼ変わらない。撮影モードは標準モードの「写真」の他、「夜景」や「動画」、「ポートレート」、「アウト/イン同時動画撮影」、「スローモーション」、「タイプラプス」、「プロ」、「超高解像度」、「パノラマ」、「テキストスキャナー」、「マクロ」、「ステッカー」の合計13種類が用意されている。

動画は、アウトカメラおよびフロントカメラで、通常撮影時は1080Pと720Pを選択できるが、フレームレートは30fps固定で、60fpsには対応しておらず4K撮影にも非対応。

また、スローモーション撮影は720Pで120fps、電子式手ブレ補正対応は1080Pで30fps、ズーム撮影は1080P 30fps、フロントカメラのAIビューティーONでの撮影時は720Pで30fpsとなっている。

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「設定」画面の上部表示(左)と下部表示(右)


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「デバイスについて」の画面(左)、「ストレージ」の画面(右)

OSはAndroid 13をベースに独自カスタマイズしたColorOS(カラーオーエス)のバージョン13をプリインストールする。チップセット(SoC)はQualcommのSnapdragon 695 5G(2.2GHz×2+1.8GHz×6のオクタコアCPU、GPUはAdreno A619 840MHz)、内蔵メモリー(RAM)は8GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GBを搭載し、外部メモリーは前述の通り最大1TBまでのmicroSDXCに対応している。

「RAMの拡張」のデフォルト(初期値)は追加容量4GBの状態でONのため内蔵メモリー(RAM)8GB+4GBの12GBとなっている。OFFにすれば8GBに、ONの状態で6GBもしくは8GBを選択することができ、8GB+8GBの最大16GB相当まで拡張できる。

OPPO Reno7 Aと異なる点はこの内蔵メモリーで、6GBから8GBに変更されている。チップセットや内蔵ストレージについては同等。

OPPO Reno9 A CPH2523における携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。なお、ワイモバイル版は5Gのn41に対応していない。

<OPPO Reno9 A 対応バンド>
5Gsub6n3/n28/n41/n77/n78
4G LTEFDD-LTE1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28
TD-LTE38/40/41/42
3GW-CDMA1/4/5/6/8/19
2GGSM850/900/1800/1900MHz

無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)に対応し、Bluetoothはバージョン5.1で、オーディオコーデックはSBC、AAC、aptx、aptx HD、LDACに対応しており、ワイヤレスでもハイレゾ音源を楽しむこともできる。

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本体には4500mAhのバッテリーを内蔵し、USB Type-Cによるケーブルチャージは18W急速充電に対応している。付属品に急速充電対応のACアダプタを同梱していないため、急速充電をする場合は対応するACアダプタを別途用意する必要がある。

OPPO Reno7 Aに引き続き、IP68の防水性能および防塵性能を備え、FeliCa(おサイフケータイ)もサポートしている。

本体以外のパッケージの同梱物は、SIM取出し用ピン、保護フィルム(貼付済み)、保護ケース、クイックガイド、安全ガイドとなる。

最後に会場の担当者に主な特長などを聞いた動画や標準カメラアプリの解説、発表会のプレゼン動画、公式のプロダクトビデオを紹介する。


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S-MAX:OPPOメディア向けラウンドテーブル「OPPO Reno9 A」 製品説明【プレゼン】



OPPO Reno9 A: プロダクトビデオ


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記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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