新フラッグシップスマホ「SHARP AQUOS R7」が登場!NTTドコモとソフトバンクから発売

シャープは9日、オンラインにて『スマートフォン「AQUOS」新製品発表会』を開催し、同社が展開する「AQUOS」ブランドのフラッグシップスマートフォン(スマホ)の新商品として「AQUOS R7(アクオス アールセブン)」を発表しています。また合わせてNTTドコモから「AQUOS R7 SH-52C」が2022年7月下旬以降に、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から「AQUOS R7」が2022年7月上旬以降に発売されると発表されています。

販路はNTTドコモではドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、SoftBankではソフトバンクショップや量販店などのSoftBank取扱店および公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などとなっており、NTTドコモでは発売に先立って5月9日(月)10時に事前予約受付を開始し、SoftBankでも後日、事前予約受付を実施する予定です。なお、価格は現時点ではどちらも未定とのこと。

また本体色はNTTドコモおよびSoftBankともにブラックとシルバーの2色展開となっていますが、NTTドコモではシルバーをドコモオンラインショップ限定カラーとして販売し、シャープと共同で購入代金の1%相当を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応や命を救うさまざまな活動を行う日本赤十字社の活動資金として寄付するということです。なお、シャープでは「SIMフリー(オープン市場向けメーカー版)はニーズや市場動向を見ながら検討する」と説明していました。

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AQUOS R7はシャープのフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズの新機種で、昨年発売された初のLeica Camera(以下、ライカ)が監修した1インチセンサーカメラを搭載した「AQUOS R6」の後継機種となっており、同様にライカがカメラ機能を監修し、さらに新たにライカと共同開発した新型の「SUMMICRON LENS(ズミクロンレンズ)と新型の1インチセンサーのリアカメラを搭載しています。

レンズはより明るく歪みの少ないF1.9(7枚)/超広角(焦点距離19mm)のズミクロンレンズとなり、レンズカバーのナノオーダー低反射処理コーティングによって不要な反射を60%削減し、さらにレンズユニットも改良も加えて被写体に映り込むフレアやゴーストを抑制しているとのこと。

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また新型1インチセンサーは約4720万画素CMOSとなり、ハイレゾモードでは約4720万画素の高精細な写真撮影が可能なほか、4画素を1つにまとめるビニング技術によって1画素3.2μmとなり、集光量がAQUOS R6との比較で約1.8倍に向上しました。

さらにAF(オートフォーカス)はすべての画素がフォーカス位置を検出できる「全画素Octa PD AF方式」に対応したため、AF速度がAQUOS R6と比べて約2倍に高速化して動く被写体にも素早くピントを合わせられるようになっています。

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また奥行きを測地するための約190万画素CMOS/深度カメラ(F2.5)も搭載し、演算処理を刷新することで新ポートレートモードに対応しており、AI処理によって被写体を検出する速度も大きく向上したほか、リアルタイムで人物の全身や顔、瞳を検出してマスクを着用した顔や横顔も素早く見つけることができます。

進化したカメラによって人の自然な表情など、撮りたい瞬間を逃さず、明るく美しい写真を撮影でき、Face beautyやRAW HDR、ナイトモード、ナイトポートレートなどの機能にも対応しています。さらにセンサーが高画素化されたため、AQUOS R6では対応していなかった8Kムービー撮影にも対応し、AQUOS R6と比べて9倍明るく撮れ、動画の中から人物を検知して自動的に追随するフォーカス再生にも対応しています。ただし、4K・8Kムービー撮影ではHDRに非対応とのこと。

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ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.6インチWUXGA+(1260×2730ドット)Pro IGZO OLED(約456ppi)となっており、AQUOS R6やAQUOS zeroシリーズに続いて自社開発の有機ELパネルを採用し、AQUOS R6で不評だった左右側面が湾曲したエッジディスプレイからフラットディスプレイに変更されています。

リフレッシュレートは1〜240Hz、タッチサンプリングレートは240Hzに対応し、シャープ独自の超高速・低遅延駆動となっており、明るさ最大2000nitやコントラスト比2000万:1と高輝度・高コントラストなHDR画質に加えて「リッチカラーテクノロジー」によって10億色の自然で豊かな階調で表示され、さらにDolby Visionやアウトドアモードなどにも対応しています。

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引き続き、画面内指紋センサーに対応し、3D超音波方式による認識エリアが広く、2本指認証にも対応した高速かつ高精度な指紋認証を実現する「Qualcomm 3D Sonic Max」によって高いセキュリティーレベルを備えています。またパンチホール部分には約1260万画素CMOS/広角レンズ(F2.3、焦点距離27mm)のフロントカメラが搭載され、生体認証として顔認証にも対応。

またIGZO独自の省エネ性能「アイドリングストップ」機能がさらに進化して休む頻度が上がったことによってさらに必要な時だけ高速駆動するため、高速表示&高速駆動をしつつも電池持ちが良くなっており、大容量5000mAhバッテリーと合わせて1日中使っても十分電池残量があるようになっているとのこと。充電も「インテリジェントチャージ」が進化し、充電器を挿したまま使っても電池パックの劣化を抑える「ダイレクト給電」やMax充電を90%に設定することで電池の寿命を延ばすようになっています。また新たにワイヤレス充電(Qi)にも対応。

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主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.9GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4」)や12GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・Galileo・BDS・QZSS)など。

通信面ではWi-Fi 6にも対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5.xGHz)の無線LANやBluetooth 5.2に対応し、携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6およびミリ波をサポートし、異なる周波数帯であるSub6とミリ波を束ねて高速通信できるDual Connectivityに対応してAQUOS史上最高速となる下り4.9Gbps/上り1.1Gbpsを実現しています。

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NTTドコモ向けAQUOS R7 SH-52C


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SoftBank向けAQUOS R7

SIMはNTTドコモ版およびSoftBank版ともにnanoSIMカード(4FF)が1つとeSIMのデュアルSIMデュアル5Gに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯もNTTドコモ版とSoftBank版に違いはなく、5G NR方式のn3およびn28、n77(3.4GHz、3.7GHz)、n78、n79、n257、4G LTE方式のBand 1および2、3、4、5、7、8、11、12、17、18、19、21、38、39、40、41、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびII、IV、V、VIII、2G GSM方式の850および900、1800、1900MHzとなっています。

サイズや質量は測定中。本体カラーはブラックとシルバーの2色が用意されています。ディスプレイ面と背面は強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で、側面はアルミフレームを採用。スピーカーはデュアルステレオ対応で、低音が強化された新設計となっているとのこと。OSはAndroid 12をプリインストールし、最大2回のOSバージョンアップを保証。音声などによるサポート機能「エモパー(EMOPA)」を搭載しています。なお、ワンセグやフルセグ、赤外線通信は非対応。

なお、ライカとの協業については主にカメラ機能の画質の監修となっており、AQUOS R6のときと大きくは変わっていないとのこと。ただし、背面のブランド名はAQUOS R6の「LEICA」から「LEITZ」に変更され、これはライカのブランド戦略見直しによるもので、LEITZ PHONE 1と合わせてブランド名の統一を図ったためとしています。

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後日、写真&動画レポートを掲載予定






<AQUOS R7の主な仕様>
製品名AQUOS R7
サイズ未定
質量未定
本体色ブラック、シルバー
ディスプレイ約6.6インチWUXGA+(1260×2730ドット)
有機EL「Pro IGZO OLED」
HDR表示
チップセット(SoC)Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
CPUオクタコア(2.9GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4)
GPUAdreno 730(最大818MHz)
内蔵メモリー(RAM)12GB(LPDDR5)
内蔵ストレージ256GB(UFS 3.1)
外部ストレージmicroSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
リアカメラ約4720万画素CMOS/超広角カメラ(F1.9)
約190万画素CMOS/深度カメラ(F2.5)
フロントカメラ約1260万画素CMOS/広角レンズ(F2.3)
バッテリー容量5000mAh(取外不可)
接続端子USB Type-C
ワイヤレス充電
生体認証○(顔、指紋)
防水/防塵/耐衝撃○/○/ー
おサイフケータイ(FeliCa/NFC)○/○
ワンセグ/フルセグー/ー
ハイレゾ音源
テザリング同時接続数[Wi-Fi/USB/Bluetooth]10台/1台/4台
無線LAN(Wi-Fi)IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
BluetoothVersion 5.2
最大通信速度(5G)[受信時/送信時]4.9Gbps/1.1Gbps
VoLTE/VoLTE(HD+)○/○
SIMnanoSIMカード+eSIM
OSAndroid 12
メーカーシャープ






記事執筆:memn0ck


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