番記者だった若き日の渡邉恒雄氏(読売新聞グループ本社主筆)を懐刀とし、政界工作のため縦横に使ったという自民党元副総裁の大野伴睦。その立像がある東海道新幹線・岐阜羽島駅から車で5分ほどの距離に、孫にあたる大野泰正参院議員(1月に自民党を離党)の地元事務所がある。自民党の派閥が政治資金パーティー収入の一部を裏金化した問題で、昨年末に東京地検特捜部による捜査が本格化すると、薄緑色の外壁が特徴的なこの建物