40代で肺がんがわかった医師が筆者に残したメッセージとは(写真:nonpii/PIXTA)「親としてやり残したことがたくさんあるのに」「自分が死んだら意味がないよ」。わずか3〜4年、がん検診に行かなかった間に、末期の肺がんが見つかった働き盛りの40代医師は、悔やみきれない様子で語った――。これまで1000人を超える患者を在宅で看取り、「最期は家で迎えたい」という患者の希望を在宅医として叶えてきた中村明澄医師(向日葵ク