物流業界の人手不足が深刻な問題になっている。都市部では、宅配便大手各社の手が回らない時間帯を軽トラドライバーたちが担っている。物流ジャーナリストの刈屋大輔さんは「私が取材したある女性ドライバーは、銀座の高級クラブホステスから軽トラ業に転職していた。時間の融通がきく働き方は女性の運送業進出を後押しするかもしれない」という――。※本稿は、刈屋大輔『ルポ トラックドライバー』(朝日新書)の一部を再編集し