Before
After
●服選びのポイントは?
透明感=青ばかりではありません。青が入っている色、青緑、エメラルドグリーンなども透明感のある色です。注意点は、黄色、黒が多く入っている色。実際、鏡の前で合わせてみると、お顔の映え方が変わるので試してみてください。
こちらのお洋服は全てツヤのある透明感カラーです。
透明感カラー:青系以外にも湿り気を含んだような赤みのある茶色もOK(右下)
今回モデルになった編集部スタッフは黄みがかった肌色ですが、“透明感カラー”を使ったメイクや服装などは、どんな肌色の人でも透明感を出せる方法です。みなさんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
食生活でも透明感は作れる
――吉村さんご自身が、「透明感」を生み出すために日々の食生活で意識していることを教えてください。
私の場合、小麦粉や動物性タンパク質の摂取は減らすようにしています。タンパク質は植物性のものを多めにし、消化による負担を軽減することで腸内環境を整えています。甘いものも食べますが、糖化によって肌がくすんだ感じになるので、なるべく控えるようにはしています。
――では、積極的に摂るようにしている食材などはありますか?
ビタミンやミネラルは抗酸化力を高め、糖化を防ぐためとても大事なので色の濃い野菜、ブロッコリー、にんじん、ほうれん草などは普段から多く摂るようにしています。また、体が冷えないように常温のお水を1日1.5リットルから2リットル飲むようにしています。頻繁に食べられるわけではないですが、ビタミンAを含むウナギを食べると透明感が増すように感じます。食生活を整えるというのは地道な努力になってしまいますが、継続することでわかりやすく変化を感じることができます。
――これから夏に向けて、明るい爽やかな色に挑戦しやすい季節でもあります。クックパッドニュース読者のみなさんに向けてぜひメッセージをお願いいたします。
透明感を取り入れると、それだけで若々しくみずみずしい印象にかわります。気になったという方は、まずやってみてほしいと思います。何か1つというよりも、メイク、ファッション、食生活とバランスよく挑戦してみてください。「ほうれい線が気になる!」とか、「シミが!」と一部分づつ気にしてしまいがちですが、透明感を目指すことでそうしたお悩みが全体的に気にならなくなります。年齢を重ねると、一般的には外見が衰えていくと言われますが内面的な魅力はどんどん増していきます。そこに透明感が加われば、目鼻立ちを越えた特別な美しさが備わります。ぜひ、年齢を言い訳にせず、トライしてみてください。
(TEXT:山田かほり)
画像提供:Adobe Stock
※スタッフへのメイク・服装選びの写真撮影は編集部が行いました。
吉村直子さんの著書
「40代からの透明感のつくり方 「青」でキレイになれる 」(あさ出版)
いつものメイクをしても、長年お気に入りだった服を着ても、何かが違う……。
特に何かが大きく変わったようには見えないのに、なんとなく老けたような……?
40歳前後に感じるこんな違和感の原因は、年齢とともに徐々に失われていく、「透明感」にあります。本書では、「青色」を使って透明感=みずみずしさを引き出し、女性が今より若く、キレイになる方法をご紹介します。
>>ご購入はこちらから
吉村 直子(よしむら・なおこ)
イメージコンサルタント
株式会社Neopression代表取締役/「グロリアス・スタイル」主宰
ドイツ出身。早稲田大学を卒業後、大手広告代理店でマーケティング、営業に携わる中で、印象のつくり方を研究するようになる。
広告業界で培ったブランディング手法と掛け合わせて、顧客を品と華のある際立った存在に変身させる「グロリアス・スタイル」を主宰する。
年齢を重ねるほどに輝く女性を増やし、女性たちの前向きな挑戦を後押しすることを使命としている。
公式サイトはこちら
Instagramはこちら