ここ最近、国内スマートフォン市場で躍進を遂げているのがシャープだ。昨年には各種調査において、国内のAndroidスマートフォンの販売台数で首位を獲得していたソニーモバイルコミュニケーションズを抜き、首位の座を獲得。今年も首位の座を維持するべく、新製品「AQUOS R2」「AQUOS sense plus」を投入するなど攻めの姿勢を見せている。
AQUOS senseのコストパフォーマンスの高さを実現する鍵となっているのは、販路の広さにある。AQUOS senseは大手3キャリアだけでなく、そのサブブランドにも提供されているし、さらにはMVNOに向けても、ボディ素材をやや変更して価格を抑えた「AQUOS sense lite」を提供している。販路を増やすことで出荷台数を増やし、製造コストを下げていることから低価格を実現できているわけだ。