ＫＤＤＩ（ａｕ）が米アップルの多機能携帯端末（タブレット）「ｉＰａｄ（アイパッド）」の国内販売に向け、アップルと詰めの調整をしていることが28日分かった。３月にもアップルが発売するとみられる最新機種から扱う見通し。ｉＰａｄで携帯通信回線も利用できるモデルはソフトバンクが独占販売してきた。２社が競うことで、通信料などで利用者の選択肢が広がりそうだ。

　ＫＤＤＩは昨年10月にアップルのスマートフォン（高機能携帯電話＝スマホ）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」を発売。３月から光回線やＣＡＴＶとの組み合わせで通信料を引き下げるなど、スマホの利用者獲得を急いでいる。ｉＰａｄについてもスマホなどとのセット契約を条件に、ソフトバンクの現行通信料（月4725円）より安くする可能性がある。

招待状にある画像を見ると、iPadのような大画面の薄型デバイスを操作している様子が伺えます。すでに現行機種「iPad 2」もかなり完成度が高い製品となっていますが、マルチコアや動作周波数、内蔵ストレージ、ディスプレイ解像度などさらなるハイスペック化や、LTEなどの新しい通信方式への対応、新しいアプリケーションによるユーザーエクスペリエンスの実現など、さまざまな向上が期待されます。

また、KDDIからの発売については、Appleが3月にも発売すると見られる最新機種を扱い、iPhoneなどのスマートフォンとセット契約を条件に、これまで日本国内でiPadやiPad 2を扱ってきたソフトバンクモバイルの現在の通信料よりも安く利用できるようにする可能性も示唆しています。

発表が楽しみですね！



■関連リンク
・エスマックス（S-MAX）
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・Official: Apple iPad 3 event slated for March 7th in San Francisco | The Verge
・ｉＰａｄ最新機種、ＫＤＤＩも販売　３月にも　　：日本経済新聞