プレスカンファレンスには現在、同社 代表取締役会長 兼 CEOの三木谷 浩史氏が登壇し、コロナ禍の中でより多くの人にスマートフォン（スマホ）を使ってもらいたいと思いを語り、これまでの楽天モバイルの「携帯キャリアの常識を覆す」のコンセプトを継承し、これまでのデータ使い放題で月額2,980円のままであまりデータ通信を使わない人も携帯電話料金が安くなるようなすべての人がお得になる“ワンプラン”にアップグレードするとしてRakuten UN-LIMIT VIを発表しました。

Rakuten UN-LIMIT VIは楽天回線エリアにおけるデータ通信が月間1GB以下なら無料、月間1GBから3GB以下なら月額980円、月間3GBから20GB以下なら月額1,980円で、さらに従来通りに月額2,980円で使い放題となり、Rakuten Linkによる音声通話・SMMも無料で使え、また国内のパートナー（au）回線エリアで月間5GBまで（超過後は最大1Mbps）、海外66の国と地域のパートナー回線エリアで月間2GBまで（超過後は最大128Kbps）の高速データ通信が利用可能です。





また300万人までは1年間月額利用料が無料となる「Rakuten UN-LIMIT Vお申し込みキャンペーン」も継続され、すでに申込数が260万を超えているものの、300万まではRakuten UN-LIMIT VIになっても提供されるとのことで、楽天ポイントが5,000ポイントプレゼントされる「Rakuten UN-LIMIT Vお申し込み特典」なども実施され、新規契約事務手数料やMNP手数料などの手数料も無料です。

さらに楽天回線エリアについても以前から進めている5年前倒しでの基地局展開を行っており、すでに1万1500局の基地局を設置し、すでに全国での人口カバー率が73.5％となり、計画通りに2021年3月末までに人口カバー率80％超え、2021年夏までに人口カバー率96％をめざしているとのこと。

衛星回線を用いた「スペースモバイル計画」も2023年以降に提供する計画で、これによって人口カバー率は100％になるとしています。ただし、それでも快適なデータ通信を行えるようにするために今後も総務省には低周波数帯（いわゆる「プラチナバンド」）の割当を希望していくと説明していました。なお、パートナー（au）回線エリアについては質疑応答で問われ、三木谷氏はローミング接続料などについて「ノーコメント」としていました。

また損益分岐点について質問された三木谷氏は「損益分岐点は変わり、分岐点に達するための契約数は当然増えるものの、解約率や新規獲得コストが下がるため、到達時期はそんなに変わらないのではないか」といった考えを示しました。

@memn0ck さん
これまでの常識をくつがえしてきた楽天モバイルの新発表を、いよいよ本日1月29日14:30に公開！ライブ配信がスタートします！#1月29日楽天モバイルプレスカンファレンスhttps://t.co/g9W2ghpqei

— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) January 29, 2021

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