長い目で見て幸せになる人は何をしているか。昭和女子大学総長の坂東眞理子さんは「ときには欲望のままに行動するのではなく、少ない食べ物を家族や仲間と分かち合うことで、人類は生き延び繁栄してきた。人生も事業も、毎日ほんの少しだけでも他人によかれと思い、他人のことを考えて行動することが、結果的に自分の幸せを増やしてくれる」という――。※本稿は、坂東眞理子『与える人 「小さな利他」で幸福の種をまく』(三笠書