大相撲で外国出身初の横綱となった曙太郎さんが4月に心不全のため54歳で亡くなった。14日に都内で営まれた葬儀はハワイ式で、フラダンスや歌が披露される中、参列者がカーネーションを献花し、棺にはハワイ州旗がかけられた。だが、生前の曙さんが語っていたハワイには望郷の念だけではなく、厳しい現実と悲しい思い出も込められていた。 【写真】1995年の名古屋場所で幕下優勝を決めた同郷の後輩・大喜さんを