2010、2014ワールドカップではベスト16に入り、2015、2016年にはコパ・アメリカを制覇するなど、2010年代のチリ代表は充実の時を過ごした。その中心にはFWアレクシス・サンチェス、MFアルトゥーロ・ビダル、GKクラウディオ・ブラーボ、DFガリー・メデル、マウリシオ・イスラたち欧州5大リーグで活躍してきたタレントたちがいて、南米のトップを争える集団だったのだ。しかし、その後のチリは世代交代に躓いた。前述のブラーボ、イ