我が目を疑った。タクシードライバーに「ここはシュシ(シュシャ)か?」と幾度も問うた。地元ジャーナリストにも写真を見せて確かめるほどだった。ナゴルノカラバフの聖地とも言えるシュシにトルコ国旗が掲げられているのである。(写真)シュシは、日本人にとって京都のような、アラブ人とユダヤ人にとってはエルサレムのような街である。エルサレム同様、アゼルバイジャンとアルメニアの双方が領有を主張してきた。そも