インフルエンザが例年より早く流行期入りし、国が警戒を呼びかけている―。厚生労働省の調査で、定点観測する医療機関からの患者報告数が11月4―10日の時点で、1施設当たり1・03人となり、流行期入りの目安とする「1人」を超えた。インフルエンザが全国的に流行するのは、例年よりも数週間から1カ月程度早く、厚労省は患者のせきやくしゃみなどからウイルスに感染する「飛沫(ひまつ)感染」に注意を促している。(取