同局基隆分局の董好徳分局長によると、この旅行者は21日、航空機で台北松山空港から入国しようとした際、荷物の中に未申告の卵(重量0.6キログラム)を所持しているのを税関職員が見つけたという。
董氏は、日本は高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されていることから、生卵の持ち込みはできないと説明。ただ、完熟卵などの卵黄や卵白が完全に凝固しているものは、申告した上で持ち込めると語った。
また持ち込み可能か分からないものなどを持ち込んだ場合、自主的に申告すれば罰を受けることはないとし、検疫カウンターで検査を受けるように呼びかけた。
(沈如峰/編集:齊藤啓介)