東京ゲームショウの
ASUS JAPANブースで展示されていた製品が、今回正式に発表されたかたちとなる。搭載するIPSパネルは4Kの高解像度で144Hzの高速駆動に対応し、さらにバックライトにはMini LEDを採用してローカルディミングにも対応。ローカルディミングとはバックライトの点灯箇所を細かく分けて制御するという技術で、液晶
ディスプレイながら極めて高いコントラストが得られる。最大輝度も極めて明るく、1,400nitのピーク輝度を生かしてDisplayHDR 1400のハイダイナミックレンジ描写が可能だという。
DSC(Display Streaming Compression)に対応するDisplayPort端子から映像入力を行うことで、ケーブル1本で4K/144Hzの画面表示を利用可能。また、NVIDIA製グラフィックスカードとの組み合わせで利用できる「G-SYNC」は、最上級の「G-SYNC ULTIMATE」に準拠しており、リアルなHDR、驚異的なコントラスト、映画のような色彩、超低遅延のゲームプレイを実現するとしている。その他の主な仕様は以下の通り。
パネルサイズ:32型
最大解像度:3,840×2,160ドット
リフレッシュレート(最大):144Hz
色空間 (DCI-P3) :98%
パネル種類 :IPS
バックライト:Mini-LED
ローカルディミング:1,152
表面仕様:ノングレア
画素ピッチ:0.185mm
輝度 (最大):500cd/平方メートル
輝度 (HDR,ピーク):1,400cd/平方メートル
コントラスト比 (標準):1000:1
コントラスト比 (HDR,最大):400,000:1
視野角 (CR≧10,H / V):178°/ 178°
応答速度:4ms(GTG)
表示色:1073.7M (10 bit)
フリッカーフリー技術:搭載
HDR (ハイダイナミックレンジ) サポート:HDR10