どうもイソスケです。【イソスケのここだけ読んどけIT本】は、IT関連で注目されている人、物事、テクノロジー、その他、IT関連であれば「現在、多数の注目を集めて」いたり、「これくらい最低限知っておくべきこと」だったりといった事柄に関する書籍を、イソスケが読み、その内容を紹介する企画です。



書籍を読み解くには、それなりの時間が必要になるので、忙しいビジネスパーソンは、注目の書籍だからと言って片っ端から読んでいくわけにはいきません。

そこで、本企画ではイソスケなりの視点で、自分が読んだ書籍についてポイントを押さえた紹介をしようと思っています。

本連載を読んで気になったら購入してみる。または、話題に上った書籍のおおよその内容を把握するといった感じで、皆さんのお役に立てればと思っています。

なお、本連載は、記事執筆前に「書籍を読む」という準備が必要なため、書籍の内容次第では読破に時間がかかることもあるため、毎回決まった日に更新されるとは限らないことをあらかじめお断りしておきます。また、こんな書籍を読んで感想を聞きたいということがあれば、以下のメールアドレスまで、メールを送ってください。

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【at】は@

前回は『THINK LIKE ZUCK』を紹介しました。

今回、第5回の書籍では「ジャック・マー アリババの経営哲学」を紹介します。

中国のインターネット通販最大手のアリババグループが昨年9月19日にニューヨーク証券取引所に上場。調達額は218億ドル(約2兆3800億円)。フェイスブックやアマゾンなどを上回り、史上最大のIPOとなりました。

これでアリババはアップル、マイクロソフト、グーグルに次ぐ、世界第4位のIT企業となり、また、アリババの創業時に20億円を出資したソフトバンクはこの上場により約8兆円規模の含み益を抱えるまでになったと報じられて、日本でも大きな話題になりました。

そんなアリババを率いるのが馬雲(ジャック・マー)です。所有する株だけで2.5兆円を超える世界有数の大富豪になったジャック・マーですが、人間として確固たる哲学を持つことでも人々を惹きつけています。

■「人を本のように読む」ジャック・マーの読書哲学
ジャック・マーのあるスピーチで勉強とは「読めること」だと思う。と語り「私は人を本のように読む。誰と会っても、その人がどんな人であっても、私はその人を十分楽しむ。なんて面白い奴なんだ、こんな考え方をするなんて、といつも思う」と人は1冊の読み応えのある本であるとしています。

そして読書は楽しみの1つであるとしつつ「私はもうすっかり大人で、こんな年だし、本もあまり読まなかった。だから皆さんへのアドバイスは、本を読まないのもいいものだ、ということだ。そして読書好きなのもまたいいことだ。読書量が足りないとか、それで辛いとか恥ずかしいとか決して思ってはいけない。何も恥ずかしいことなんてない。本をあまり読まないで、他の多くのことをするというのもいい。やることがたくさんあれば、時間は当然限られる」と語っています。

ジャック・マーは本を読めば読むほど成功するとは考えておらず、読書ばかりしていて、社会の洗礼を受けなければ、成功に出会うことさえないと思っているようです。

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執筆:イソスケ


張燕
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2014-12-26



張燕
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2014-12-25


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