高コスパな新ハイエンドスマホ「POCO F8 Pro」をファーストインプレッション!

既報通り、Xiaomiの日本法人である小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)は22日、Xiaomi傘下のPocoが展開している「POCO」ブランドにおける新商品として5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「POCO F8 Pro(型番:2510DPC44G)」(Xiaomi Communications製)を日本市場にて2026年1月22日(木)9時に販売開始しました。日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)としてグローバル版が販売されます。

販路は公式Webサイト( https://mi.com/jp/ )内の公式Webストアや直営店「Xiaomi Store」の他に「Xiaomi公式 楽天市場店」や「」、シャオミ・ジャパン公式 TikTok ShopなどのECサイトで、販売されるモデルは内蔵ストレージの違いによって複数あり、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格および公式Webストアでは256GBストレージモデルが89,980円、512GBストレージモデルが99,980円となっています。

また発売記念キャンペーンで2026年2月4日(水)23:59まではそれぞれ15,000円OFFの早割価格となり、256GBストレージモデルが74,980円、512GBストレージモデルが84,980円となります。なお、内蔵メモリー(RAM)はどちらも12GBで、日本でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)には対応しておらず、本体色はブラックおよびチタンシルバー、ブルーの3色が取り扱われます。今回はそんなPOCO F8 Proを事前に開催された「新製品発表会・体験会」の展示会場にて実際にタッチ&トライして試してきたので、主に外観や基本機能を中心に写真や動画を交えて紹介したいと思います。

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POCO F8 Proのカラーバリエーション。左からブラックおよびブルー、チタンシルバーで、側面などのフレームはアルミニウム素材を採用しており、前面と背面はガラス素材のため、特にチタンが用いられているわけではありません

POCO F8 ProはPOCOブランドにおけるフラッグシップスマホ「POCO F」シリーズの最新機種で、日本でも昨年に前機種「POCO F7 Pro」が発売されていますが、新たにチップセット(SoC)にはPOCO F8 ProがQualcomm製「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載し、POCO F7 ProのQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」より高性能となっており、新たにアメリカ合衆国の音響機器メーカー「BOSE(以下、ボーズ)」と提携してボーズが監修したオーディオ機能を搭載することによって究極の音響体験を実現しています。

画面は上部中央にハンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.59インチSuper HD+(1156×2510ドット)有機ELディスプレイ(約419ppi)を搭載しており、新たにRGBサブピクセル構造を採用したHyperRGB技術を搭載することによって赤・緑・青のサブピクセルをフルに活用して2K解像度相当の鮮やかな画面表示を提供し、さらに前世代と比較して消費電力を22.3%削減したとのこと。これにより、高精細かつ省電力を兼ね備えた「eye-care AMOLED display」となってます。

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画面は6.59インチサイズで、購入時にすでに画面保護フィルムが貼り付けられた状態となっています。またベゼルは狭いものの、四隅の角は比較的緩やかな丸みに

また1日中使えるDC調光機能によって目の疲れを引き起こすことなく、滑らかで安定したビジュアルを実現し、最小輝度1nitsに対応して暗い環境でのゲームや動画でも目が疲れることなく快適で、アイケアアプローチの最適化によってさまざまな用途での長時間の使用でも快適な視聴が可能で、最大120Hzリフレッシュレートや最大480Hzタッチサンプリングレート(ゲーム時の簡易タッチサンプリングレートは最大2560Hz)、最大輝度3500nits(ピーク時)、コントラスト比500万:1、12bitカラー(680億色表示)、Dolby Vision、HDR10+、Pro HDRなどをサポートしています。

外装はPOCOでは初の前面と背面が一緒に1枚のガラスから切り出されており、ガラスは強化ガラス「Gorilla Glass 7i」(Corning製)を採用し、側面などもアルミニウム合金によるメタルフレームで高い強度を備え、耐衝撃などは特にアピールされていませんが、防水・防塵(IP68)には対応しています。また外観は四隅こそラウンドしているものの、前面や背面、側面はフラットでスクエアなデザインとなっており、前面は画面の周りの縁(ベゼル)がPOCO最薄の1.68mm下部ベゼルと、下部ベゼルと比べてわずか0.18mm差の3辺のサイドベゼルで構成され、4辺がほぼ同サイズのベゼルデザインのため、表示領域が広がり、持ちやすさや携帯性に優れたボディーながらも圧倒的な臨場感溢れるビジュアルが体験可能となっています。

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背面パネルはガラス製なので、全体がメタルボディーというわけではないものの、側面にはアンテナラインが備えられています。またフラットデザインで、質感はかなり高い感じを受けました


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POCO F8 Proを背面側にして持ってみたところ。サイズは十分に大きいものの、最近のハイエンドスマホとしては小さめ(?)でしょうか。磨りガラスというわけではないですが、リアカメラパーツ以外はマットな質感で指紋も目立ちにくいと思われます

一方、背面はリアカメラ部分が背面上部に横長にパーツが配置されています。サイズは約157.49×75.25×8.0mm、質量は約199g、本体色はブラックおよびチタンシルバー、ブルーの3色展開。バッテリー容量は6210mAhで、約16時間以上の連続使用、約56時間以上の通話、約10時間以上のビデオ通話、約10時間以上のゲームプレイを実現し、1600回の充電を経ても最大容量を80%以上に維持することが可能となっており、急速充電(最大100W)に対応しているものの、上位機種「POCO F8 Ultra」が対応しているワイヤレス充電は非対応です。またパンチホール部分には約2000万画素CMOS+広角レンズのフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサー(超音波式)も搭載しています。

リアカメラは以下の構成で、最先端のデュアルネイティブISOフュージョンマックステクノロジーを採用した「Light Fusion 800」イメージセンサーが採用され、13.2EVの超ダイナミックレンジを実現し、夜間などの暗い環境や高コントラストな状況でもハイライトと暗部のディテールを正確に記録して色を忠実に再現します。また電子式手ぶれ補正(EIS)によるスタビライゼーション機能とHDR拡張機能によって1440Pの超クリアなダイナミックショットが撮影でき、より滑らかで鮮明な映像撮影を実現します。加えて、ダイナミックなフォトコラージュを作成したり、ビデオをダイナミックショットに変換したりして、クリエイティブに楽しむこともできます。

・約5000万画素CMOS(1/1.55型、Light Fusion 800、1画素1.0μm、4in1、Dual Pixel PDAF)+広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm、6P、OIS)
・約800万画素CMOS+超広角レンズ(F2.2、焦点距離15mm、画角120°、光学0.6倍)
・約5000万画素CMOS+望遠レンズ(F2.2、焦点距離60mm、光学2.5倍)

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POCO F8 Proのリアカメラの出っ張り具合。リアカメラパネル部分も含めると、出っ張りはそれなりにありますが、付属のソフトケースなどのケースを装着すれば、特に気にならない程度ではないでしょうか


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標準カメラアプリのファインダー(撮影)画面。POCO F7 Proには望遠カメラがありませんでしたが、POCO F8 Proでは光学2.5倍相当の望遠カメラが搭載されました


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モードは「写真」や「ビデオ」、「ウルトラHD」、「ポートレート」、「プロ」が用意されています


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上部にある「」ボタンを押すと、簡易設定が表示され、そこからさらに「設定」ボタンを押すと、より詳細な設定が行えます


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カメラ設定は「写真」および「ビデオ」、「一般」という3つのタブに分かれています。写真タブではメインカメラの焦点距離や透かし、画質などを設定できます


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ビデオタブでは「ビデオエンコーダー」や「モーショントラッキングフォーカス」、「HDR10+」、「アダプティブ望遠」、「自動フレームレート」などが設定できます


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一般タブでは「グリッド線」や「設定を保持」、「機能のレイアウト」、「カメラモード」、「カメラUIの色」、「シャッター音」、「音量ボタンの機能」などの設定を行います

性能面では前世代ながらもハイエンド向けのSnapdragon 8 Elite Mobile Platformを搭載し、類をみないエネルギー効率による優れたパフォーマンスで負荷が高いさまざまな用途に簡単に対応しており、優れたエネルギー効率を実現しているほか、より安定したゲーミング体験を提供する「WildBoost Optimization」機能によってフレーム落ちの制御と低消費電力を両立が可能です。そして革新的な3層構造の冷却システム「3D IceLoop System」を搭載し、コンパクトボディーでありながらも極めて洗練された設計によって秘められたパワーを余すことなく解き放ち、安定して性能を最大限に引き出し、ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」では総合スコア328万4129点に達します。

60年以上に渡って音響技術の専門知識を持つBoseのテクノロジーとPOCOの高度なエンジニアリングを融合することによってスマホというコンパクトな本体に革新的なサウンド技術を凝縮し、BoseとPOCOの共同チューニングによるSound By Boseによって深みのある低音に加え、繊細なサウンド表現、明瞭なボーカル、そして包み込まれるような広大なサウンドステージを体験できます。さらに対称型リニアステレオスピーカーを搭載することで、拡張された音場表現と全帯域をカバーする卓越したオーディオ性能を実現し、フルレンジ再生における優れた音響品質を提供します。
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POCO F8 Proの左側面にはアンテナラインが2本あります。前面と背面のガラス面を側面のアルミニウムフレームがしっかりと支えています


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POCO F8 Proの右側面には音量上下キーと電源キー、アンテナライン2本があります


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POCO F8 Proの上側面には外部スピーカーとアンテナライン2本があります。なお、NFC Type A/Bには対応していが、2026年1月21日(金)時点で総務省が公開しているAndroidスマホ用電子証明書(2026年秋頃に「Androidのマイナンバーカード」に刷新予定)の対応機種( https://faq.myna.go.jp/faq/show/7261 )には掲載されていません


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POCO F8 Proの下側面には外部スピーカーとUSB Type-C端子、nanoSIMカードスロットのトレイ、通気孔、アンテナライン2本があります

主な仕様はWi-Fi 7(2.4および5GHz)およびBluetooth 5.4、NFC Type-A/B、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS、NavIC)、近接センサー、環境光センサー、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロスコープ、温度センサー、赤外線リモコン、X軸リニア振動モーターなど。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つまたはnanoSIMカードスロットとeSIM、デュアルeSIMのいずれかによるデュアルSIMで、携帯電話サービスネットワークの対応周波数帯は以下の通り。同梱品はPOCO F8 Pro本体のほか、ACアダプター(試供品)およびUSB Type-Cケーブル(試供品)、SIM取り出し用ピン(試供品)、ソフトケース(試供品)、保護フィルム<貼り付け済み>(試供品)、クイックスタートガイドなどの紙類となっています。

5G SA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66(70M)/77/78/71/2/48/26
5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66(70M)/77/78/71
4G LTE TDD: 38/40/41/42/48
4G LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66(70M)/71
3G W-CDMA: 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 2/3/5/8

OSはAndroid 16ベースのHyperOS 3をプリインストールしており、4年間のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートが提供される予定です。またPOCOシリーズでは初のXiaomiオフライン通信に対応しており、携帯電話ネットワークやWi-Fiといった通信環境がない環境でもBluetoothと独自プロトコルを用いてトランシーバーに近い感覚で音声通話ができ、電波が遮蔽物なく見通しの良い環境なら1〜2km程度の距離で利用可能なため、アウトドアや緊急時の代替手段として期待されます。ただし、通信品質は通常の音声通話より劣るほか、イヤホンによる通話には非対応(スピーカーフォンが基本)となっています。

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POCO F8 Proの設定画面(第1階層目)


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設定の「デバイス情報」。展示機では内蔵ストレージが49.4GB使われていました。なお、ソフトウェアはXiaomi HyperOS 3(for POCO)で、ソフウェアバージョン「3.0.6.0.WPKEUXM」となっており、グローバル向けとなっているため、ソフトウェアアップデートも早いタイミングになりそう


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デバイス情報の「詳細情報と仕様」。グローバル向けモデルの「2510DPC44G」であることがわかります。またRAMは内蔵ストレージを用いた仮想RAM拡張に対応しています


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日本向けの認証(いわゆる「技適」)の認証番号は電波法に基づく工事設計認証(R)が「020-250304」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「HPQ250107217」。なお、Made in China(中国製)です


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アプリ一覧(ドロワー)画面。


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通知とクイック設定パネルは左右のスワイプで切替可能。なお、4年間のOSバージョンアップと6年間のセキュリティーアップデートが保証されています



https://youtu.be/QRACnLbgHWw


<POCO F8 Proの主な仕様>
製品名(読み方)POCO F8 Pro(ポコ エフエイト プロ)
型番2510DPC44G
サイズ約157.49×75.25×8.0mm
質量約199g
本体色ブラック、チタンシルバー、ブルー
ディスプレイ約6.59インチFHD+(1156×2510ドット)AMOLED(有機EL)
HDR表示
チップセット(SoC)Qualcomm Snapdragon 8 Elite Mobile Platform(型番:SM8750-AB)
CPUオクタコア「4.32GHz Oryon V2 Phoenix Lコア×2+3.56GHz Oryon V2 Phoenix Mコア×6」
GPUドデカコア「1.2GHz Adreno 830」
内蔵メモリー(RAM)12GB(LPDDR5X)
内蔵ストレージ256GB、512GB(UFS 4.1)
外部ストレージ
リアカメラ約5000万画素CMOS/広角レンズ(F1.55)、約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2)、約5000万画素CMOS/望遠レンズ(F2.2)
フロントカメラ約2000万画素CMOS/広角レンズ(F2.5)
バッテリー容量6210mAh(取外不可)
接続端子USB Type-C(USB 3.2)
急速充電最大100W
ワイヤレス充電
生体認証指紋(画面内・超音波式)、顔
防水/防塵/耐衝撃○(IPX8)/○(IP6X)/ー
おサイフケータイ(FeliCa/NFC)ー/○
ワンセグ/フルセグ/FMラジオー/ー/ー
ハイレゾ音源
無線LAN(Wi-Fi)IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4、5GHz)
BluetoothVersion 5.4
SIMnanoSIMカード×2+デュアルeSIM(デュアルSIM)
OSAndroid 16
メーカーXiaomi Communications


シャオミ(Xiaomi)
2026-01-22






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記事執筆:memn0ck


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