楽天モバイルも個人と企業間でのSMS送受信番号の共通化に参画!

楽天モバイルは10日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT VII」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )におけるショートメッセージサービス(SMS)の利用促進に向けてNTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクが2021年6月28日より順次実施しているSMS送受信番号の共通化に2023年1月10日(火)より参画すると発表しています。

これにより、日本の移動体通信事業者(MNO)の4者が提供するSMSにおいて個人の利用者と企業は1つの番号でSMSの送受信が可能となります。なお、共通化が開始された時点で楽天モバイルが参画を検討していると案内されていましたが、ようやく参画となりました。

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個人の利用者と企業間のSMS送受信サービスは携帯電話番号だけでテキストメッセージを送信できる利便性から2段階認証のコード送付など、主に片方向の連絡手段として利用されていますが、同じ企業でも各MNOごとにSMS番号が異なっていることでMNOごとの番号を個人の利用者に案内する必要があるなど、双方向のコミュニケーションツールとしての使いづらさが課題となっています。

そうしたことから企業のSMS番号を各MNOで共通化することによって個人の利用者は共通番号で企業とSMSを送受信できるようになり、荷物配達前のSMS通知と不在時の再配達の依頼など、SMSで完結する双方向のコミュニケーションが容易になります。また企業にとってもSMSを用いた告知の効率化を図ることができます。

今回、こうした企業が1つの番号でSMSの送受信ができる共通化に楽天モバイルも参画を開始しました。楽天モバイルではこの参画に基づいて共通番号を導入することで個人の利用者と企業間のSMSを用いたコミュニケーションのさらなる効率化に貢献し、各MNOではビジネスにおけるSMSの適正利用に向けて共通番号の発行前に審査を行い、安心してSMSを利用できる環境の整備にも取り組んでいくとしています。



記事執筆:memn0ck


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