ソフトバンクが今年度末にスマホなどの単体販売をオンラインでも実施へ!

総務省は16日、昨年4月より実施している「電気通信市場検証会議 競争ルールの検証に関するWG」の第16回会合を開催し、その中でソフトバンクが非回線契約者に対するスマートフォン(スマホ)などの製品販売(いわゆる「単体販売」)をオンラインでも行うために準備中であることを明らかにしました。

同社ではソフトバンクショップや量販店などのSoftBank取扱店における店頭にて単体販売ができることの周知を開始時より徹底しており、一部のスタッフの知識不足などによって総務省が行った覆面調査で単体販売を拒否する不適切な事例が発覚したものの、その後、全店舗に再度注意喚起を行ったとのこと。

そうしたことから現時点でも回線契約者と非回線契約者へのサービス条件面での差異はないとしつつ、オンラインでの販売は全体の約5%となっていることから窓口として限定的だという認識のため、総務省によるガイドラインに基づいて現時点では未提供となっているとしています。

ただし、差異をよりなくすためにオンラインにおける単体販売を準備中で今年度末に開始予定であるとしました。なお、同社では料金について電気通信事業法の改正に適合されるためにソフトバンクショップなどの店頭における料金相談「スマホ料金見直し相談所」を2021年1月に導入したということです。

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ソフトバンクでは携帯電話サービス「SoftBank」において店頭ではスマホなどの単体販売を行っており、48回払いで最大24回分の支払いが免除される「半額サポート+」も利用できるようになっています。一方、NTTドコモでは公式Webストア「ドコモオンラインショップ」にてオンラインでも「スマホおかえしプログラム」の対象製品なら単体販売を行っているものの、SoftBankではオンラインでは単体販売を行っていません。

こうしたSoftBankの回線契約者と非回線契約者の差を今夏に見直し、非回線契約者でもオンラインで単体購入できるようにするために準備中だということです。なお、すでに紹介しているようにKDDIでも同様にオンラインでの単体販売を今夏より実施する予定だとしています。

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記事執筆:memn0ck


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