au向けシャープ製Androidケータイの一部機種でLINEが9月中旬に利用不可に!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は26日、携帯電話サービス「au」向けに販売していたGoogle Playに非対応のAndroidフィーチャーフォン(以下、ケータイ)の一部機種においてミュニケーションサービス「LINE」を2020年9月中旬移行に提供終了するとお知らせしています。

対象機種は「AQUOS K SHF31」および「AQUOS K SHF32」、「AQUOS K SHF33」の3機種で、これらの製品ではすでに昨年11月からLINEアプリの配信を終了しており、アプリをアンインストールしてしまうと利用できなくなっているほか、今年3月からはLINEアプリを起動していない間に受け取ったメッセージの通知および無料通話の着信通知を受信できなくなっています

今回、ついにトークの閲覧・バックアップを含めて全機能が利用できなくなるということです。なお、すでにNTTドコモ向け製品でも同様の案内が行われており、今後、SoftBankやY!moble向け製品でも実施されると見られます。auでは引き続いてLINEを利用する場合はLINEが利用可能なスマホへの機種変更を推奨しています。

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LINEではより安全で安定したサービスを提供するためにLINEアプリの対応OSバージョンの見直しが行われており、Version 8.17.0未満のLINEアプリでは複数の整数オーバーフローの脆弱性が見つかっているということです。

そのため、昨年11月にこれらの古いLINEアプリの配信を終了しており、さらに2020年9月中旬移行にサービスの提供を終了します。なお、対象機種以外の携帯電話を利用している場合でもLINEアプリのVersion 9.17.1にアップデートするよう案内しています。

また合わせてAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)未満およびiOS 10未満についてもLINEが利用できなくなるとのことで、OSバージョンアップに対応している場合にはAndroid 4.4以上およびiOS 10以上にすることで、LINEアプリを8.17.0以上にアップデートすれば引き続き利用可能です。



記事執筆:memn0ck


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