シャープの高性能スマホ「AQUOS R3」を写真と動画でチェック!docomo・au・SoftBankから発売

シャープが今夏に投入する最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R3」がNTTドコモおよびau、SoftBankといった移動体通信事業者(MNO)から出揃い、発売日はNTTドコモ向け「AQUOS R3 SH-04L」が6月1日(土)、au向け「AQUOS R3 SHV44」が5月25日(土)、SoftBank向け「AQUOS R3(型番:808SH)」が5月24日(金)となりました。

各社ともにキャリアショップや量販店などの店頭および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」や「au Online Shop」、「ソフトバンクオンラインショップ」にて事前予約受付が実施され、本体価格(税込)はNTTドコモのAQUOS R3 SH-04Lが89,424円、auのAQUOS R3 SHV44が99,360円、SoftBankのAQUOS R3が113,760円となっています。

またNTTドコモでは「スマホおかえしプログラム」、auでは「アップグレードプログラムEX」や「毎月割」、SoftBankでは「半額サポート」の対象で毎月割以外は購入したAQUOS R3を返却する条件がありますが、25ヶ月以降の割賦金が免除されて実質負担額はNTTドコモのAQUOS R3 SH-04Lが57,456円から、auのAQUOS R3 SHV44が59,040円から、SoftBankのAQUOS R3が56,880円からとなります。

さらに各社向けともに予約・購入して応募すれば最大25,000円分のキャッシュバックがもらえるシャープによる「AQUOS R3 SH-04Lデビューキャンペーン」が実施されているほか、auでは6月30日までに「新auピタットプラン」または「auピタットプラン」、「auフラットプラン」で2年契約またはスマイルハード割引に加入して購入した場合に機種変更または端末増設で最新購入機種の利用期間が12カ月目以上なら本体価格から2万円(税抜)を割り引かれます。

そんな台湾・鴻海に買収されてからラインナップされたハイエンドスマホとして初代より好評を博している「AQUOS R」シリーズの3代目となるAQUOS R3について各MNOから発売される製品の仕様はほぼ同じですが、カラーバリエーションなどで差別化が図られているため、各社の違いを中心にAQUOS R3の魅力を写真や動画を交えて紹介します。

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AQUOS R3の魅力を大紹介!


■各社の専用カラーが面白い!
NTTドコモおよびau、SoftBankの各社のAQUOS R3の仕様を並べて最初に気がつくのは“専用カラー”の存在です。

AQUOS R3は基本のカラーバリエーションとしてプラチナホワイトとプレミアムブラックの2色がありますが、さらにNTTドコモ向けにはラグジュアリーレッド、au向けにはピンクアメジスト、SoftBank向けにはエレガントグリーンの3色が専用カラーとしてラインナップされます。

いずれのカラーも非常に美しい配色で、特にNTTドコモ向けのAQUOS R3 SH-04Lのラグジュアリーレッドは“赤い端末”が好きなあの人やコーポレートカラーに寄せていることもあるため、キャリアブランドに愛着がある人にはたまらない色でしょう。

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docomoと言えば鮮烈なレッド


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au向けのピンクアメジストはかわいらしいカラーで女性に人気が出そう


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SoftBank向けのエレガントグリーンも非常に美しい


いずれのモデルも光沢感の強い筐体デザインで、背面パネルには側面に向けて湾曲した3Dガラスを採用。メタリックカラーの配色をさらに輝かせています。

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側面へ大きく回り込むようなデザインの背面ガラス。正面ガラスも同様に3Dガラスを採用


■新開発「Pro IGZO液晶」で直射日光下でも見やすい!
ディスプレイには新たに開発された約6.2インチQuad HD+(1440×3120ドット)Pro IGZO液晶(TFT)を採用。従来機種である昨夏モデル「AQUOS R2」に比べ、約2倍の明るさを実現しました。

従来のIGZO液晶同様に120Hzの高リフレッシュレート動作に対応し、発色では10ビット表示に対応するこで10億色の色再現を可能としました。

また正面に搭載された照度センサーによって周囲の明るさを判断し、直射日光下など非常に明るい場所では画面のコントラストも自動調整され、明るい場所でもより見やすくなるよう設計されています。

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大きく明るいディスプレイ


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直射日光下を想定した従来機種との明るさ比較


また本体下部の余白部分がAQUOS R2と比較して狭くなっており、筐体に対する画面占有率が高くなりました。ホームキーを兼ねた指紋認証センサーによる下ノッチは残しつつも、スッキリとした全画面デザインにより近づいた印象です。

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正面の指紋センサーは何かと使い勝手が良い


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上部インカメラのノッチと合わせ、ダブルノッチスタイルがAQUOS Rシリーズの特徴にもなっている


カメラは従来機種同様、リアカメラにデュアルカメラを搭載。リアカメラは動画用の約1220万画素イメージセンサー/F1.7レンズと、静止画用の約2010万画素/F2.4で、インカメラが約1630万画素イメージセンサー/F2.0レンズとなっています。

AQUOS R2から強化されたのは暗所での撮影機能と動画撮影時のAI機能の2点です。暗所撮影では感度の向上によって被写体ブレが大幅に軽減され、夜間以外にも明かりの少ないレストランやパーティ会場など、様々な場面で手軽に失敗の少ない写真撮影を可能としました。

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上が動画用カメラ、下が静止画用カメラ


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走行するNゲージを使ったAQUOS R2との暗所撮影比較。下のAQUOS R3はほとんど被写体がブレていない


また動画撮影を行うとAIが写りの良いシーンを判断し、15秒間のショートムービーを自動生成してくれる機能が追加されました。

従来機種のAQUOS R2には動画撮影すると良いシーンを自動的に静止画で切り出してくれる機能がありましたが、こちらの機能も搭載しており、静止画の自動切り出しとショートムービーの自動生成を同時に行ってくれます。

動画撮影時の発熱なども抑え、長時間の録画に耐えられる設計となっている点も良い改善点です。Pro IGZO液晶や動画撮影機能についての解説は、以下の動画からもご覧いただけます。

S-MAX:ドコモ向けシャープ製スマホ「AQUOS R3」ファーストインプレッション
動画リンク:https://youtu.be/znxNul-1_ps

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■ハイエンドらしい妥協のないスペック
SoCにはQualcomm製「Snapdragon 855(SDM855)」(オクタコア/2.8GHz×2+2.4GHz×2+1.7GHz×4)を搭載。内蔵メモリー(RAM)は6GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GB、外部ストレージとして512GBまでのmicroSDカードが利用可能と、ハイエンドらしい充実した基本構成です。

本体重量は185g、バッテリー容量は3200mAhで連続135時間の利用が可能。防水防塵に加えワンセグやフルセグも視聴可能な点など、充実した機能性も魅力です。

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3.5mmイヤホンマイクジャックがある点に魅力を感じる人も多いだろう


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外部接続端子にはUSB Type-Cを採用


■高輝度液晶が魅力の実用主義スマホ
他社製ハイエンドスマホの多くがディスプレイ素材として有機ELを採用する中、敢えて新開発した液晶ディスプレイを搭載することでこだわりを見せた本機は、有機ELディスプレイが苦手とする直射日光下での視認性の高さを武器としており、120Hz駆動や10億色表示など、唯一無二の性能がキラリと光ります。

ハイエンドになればなるほど性能面での差が付けづらく、AQUOS R3が選んだ方向性はブランディングやコストパフォーマンスの良さ、そして実用性重視という意味で大きなメリットがあるように思えます。

価格もそれぞれに異なり、本体価格ではNTTドコモ向けモデルが最も安く、SoftBank向けモデルとは24,336円も差があります。それぞれの専用カラーの美しさもあり、またNTTドコモ向けには背面にキャリアロゴが入るなどの差があるので一概に比較はできませんが、カラーや価格でキャリアを選ぶのも1つの選択肢かもしれません。

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SoftBank向けモデルやau向けモデルでは背面にキャリアロゴがない


使いやすい正面の指紋センサーや美しい液晶品質、そして高い動画性能とSNSに最適化されたAI処理など実用面の強化が際立つ本機は、AQUOSブランドにこだわりを持つユーザーにも納得の完成度ではないでしょうか。

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分離プランの時代だからこそ、カラーでキャリアを選ぶのもアリだ








記事執筆:秋吉 健


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