充実の保護者メニューやココセコムにも対応! |
既報通り、KDDIと沖縄セルラー電話は11日、京セラ製のAndroidスマートフォン(スマホ)「miraie f (ミライエ フォルテ)」(型番:KYV39)を1月下旬に発売すると発表した。
今回は、同日に都内で開催された「au発表会 2017 Spring」の展示会場で、miraie fを試すことができたので、写真と動画でレポートする。
miraie fの本体正面
miraie fの主な特長は、Webサイトやアプリの制限機能、防犯ブザーや居場所確認機能、Google Playに対応しアプリのダウンロードが可能といった点で、とくにジュニア向けスアホとしてはGoogle Play対応は注目するべきポイントだろう。
miraie fの本体背面
本体向かって左側面(左上)、右側面(左下)、下部側面(右上)、上部側面(右下)
本体のサイズは約67(幅)×135(高さ)× 9.9(厚さ)mm、重量は約136g、ディスプレイは約4.7インチHD(720×1280ドット)TFT液晶(約1677万色)を搭載し、IPX5・IPX8等級の防水性能およびIP5X等級の防塵性能に対応している。
本体カラーは、メインカラーの「スカイブルー」のほか、「スノーラベンダー」および「リーフグリーン」の3色展開。本体の上部側面には、3.5mmイヤホンジャック、au Nano IC Card(SIMカード)とmicroSDカードのスロットを備える。スロットのキャップは専用のピンで開ける仕様となっている。なお、microSDカードは最大32GBまでのmicroSDHCに対応。
本体正面に向かって左側面には、防犯ブザーのボタン、コーナー部分にはストラップホールを、右側面には電源(スリープ)ボタンとボリュームキー、本体下部側面はmicroUSB端子を搭載している。
背面のメインカメラは約1300万画素、正面のサブカメラは約200万画素のカメラをそれぞれ搭載する。また、2600mAhのバッテリーを内蔵している。
auの各種サービスにも対応しているが、ワンセグおよびフルセグ(テレビ機能)、おサイフケータイ、キャリアアグリケーション(CA)、NFC(情報取得/リンク)、au 世界サービス、赤外線には対応していない。
内部ストレージ画面(左)、端末情報画面(右)
OSはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)、CPUは最大1.4GHz駆動の「MSM8917」(クアッドコア)を、内蔵メモリー(RAM)は2GB、内蔵ストレージ(ROM)は16GBを採用。展示機で内部ストレージを確認したところ、およそ9.4GBの空き容量があった。
ホーム切替画面(左)、保護者メニュー(右)
ホームアプリは「標準ホーム」と「auベーシックホーム」の2種類を用意。「保護者メニュー」ではデザインや機能を充実した。保護者メニューのトップ画面は、リスト表示からイラストのあるパネル表示になり、視覚的に分かりやすいデザインに変更している。
なお、Android標準の設定メニューも、一部のメニュー以外はこの保護者メニューの「その他の設定」から参照することになる。操作性としては従来のAndroidスマートフォンとは異なるので注意が必要だ。
本体の利用制限の時間帯を設定する画面(左)、あんしん文字入力の設定画面(右)
保護者メニューはあらかじめ設定したロック解除をしてから起動する。保護者メニューの中にはさまざまな利用制限や許可を設定する項目があり、端末利用制限/許可やアプリ利用制限/許可の設定ができる。
また、「あんしん文字入力」では、「アホ」「バカ」など子どもに使わせたくない文言を設定できる。あらかじめいくつかの文言が設定されているが、「NGワードを登録する」から追加で文言の設定ができる。登録された文言を入力した場合は、確認画面が表示される。
フィルタリングレベルの設定画面(左)、防犯の設定画面(右)
フィルタリングレベルの設定では、アプリおよびWebサイトのフィルタリングを設定することが可能。「小学生」「中学生」「高校生」のいずれかを選択する簡単操作で、子どもの成長にあわせて、変更できる点も特徴。
防犯の設定では、ココセコムの設定もできる。かつて「mamorino(マモリーノ)」シリーズで対応していたココセコムが、ジュニア向けのスマートフォンとしては初めて対応した。ココセコムオペレーションセンターへの通報サービスや、現場急行サービスの利用ができる。現場急行サービスには別途利用料が必要。
なお、防犯ブザーについては、誤操作防止のため、ブザーを押した後、ディスプレイに改めてブザーを鳴らすかどうかの確認画面が表示される。その表示をタップすることでブザーを鳴らすことができる。
仕様と主な特長
miraie f Washable Case
左からパッケージ、本体背面、本体正面
カバー部分を開いたところ
手に持った様子
公式アクセサリーブランド「au +1 collection」では、1月12日 (木)10時から公式Webストア「au Online Shop」にてmiraie fの各種アクセサリーの予約を開始する。展示会場では、その中のひとつ「miraie f Washable Case」を展示していた。
ケースに付着した汚れを洗い流すことができるというこのケースは、カバー部分を開いて利用するブックタイプのケースだ。「Sky Blue」「Snow Lavender」の2色をラインナップする。蛍光タグのリフレクターを付属し、ストラップホールに取り付けることが可能。この他、ハイブリッドカバーや保護フィルムなど合計8種類のアクセサリー商品を用意する。
最後に、会場の説明員にmiraie fの管理者メニューなど主な特長について解説してもらったので、その様子を動画で紹介する。
S-MAX:au向け京セラ製「miraie f(ミライエ フォルテ)」ファーストインプレッション
記事執筆・撮影:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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