SoftBank向け新スマホ「Xperia XZ 601SO」を写真と動画でチェック! |
ソフトバンクから携帯電話サービス「SoftBank」向け「2016-2017冬春モデル」として11月2日に発売されたAndroidスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ(型番:601SO)」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)。
価格(税込)はすでに紹介しているように公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」では本体価格が93,120円(分割3,880円/月×24回)で実質負担額が新規契約および機種変更で35,520円(分割1,480円/月×24回)、他社から乗り換え(MNP)で10,800円(分割450円/月×24回)。
ソニーブランドの最新フラッグシップスマホ「Xperia XZ」のSoftBank向けで、日本国内では他にNTTドコモ向け「Xperia XZ SO-01J」やau向け「Xperia XZ SOV34」がともに同日11月2日から販売されています。日本で販売されている3モデルはともにおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ、フルセグに対応。
ソフトバンクでは2016-2017冬春モデルの新商品発表会を実施していないので、今回は別途、製品版をお借りしてSoftBank向けのXperia XZ 601SOを写真と動画で紹介したいと思います。
Xperia XZは、ソニーブランドの最新フラッグシップスマホです。夏に発売された「Xperia X Performance」は5インチサイズでしたが、Xperia XZでは昨年10月に発売した「Xperia Z5」と再び同じ約約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶を搭載しています。
変更点は多数ありますが、最も大きいのは充電などのための端子が表裏のないUSB Type-Cになったことでしょう。なお、国内版のXperia XZは601SOも含めSO-01JもSOV34も付属品にUSB Type-CケーブルやUSB Type-Cへの変換アダプターなどは付属しないのでご注意ください。
Xperia XZ 601SOの同梱品は、ワンセグ・フルセグ視聴用のTVアンテナケーブル(型番:SODAB1)のほかは紙類のクイックスタートおよびお願いとご注意、保証書のみとなっています。箱も白をベースにしたシンプルなもので、Xperiaのロゴが光のあて具合によって色味が変わるようになっているくらいが特徴でしょうか。
Xperia XZのデザインは「Xperia X」シリーズから採用しているつぎ目のない「Unified Design」や持ったときのフィット感をより強くするために側面に丸みを持たせて断面が上下左右対称のループのように見える「Loop Surface」といったデザインコンセプトを採用しています。
ただし、Xperia X Performanceの日本向け製品にあったような背面下部のアンテナラインが存在します。また新たに外装に神戸製鋼のアルミニウム純度・輝度が高い金属素材「アルカレイド」を用いて質感を高くしています。
ディスプレイを覆うのは、Xperia X Performanceと同様に端が湾曲した2.5D強化ラウンドガラス「Gorilla Glass」(Corning製)で、ホームボタンなどのナビゲーションボタンは画面上に表示するオンスクリーンボタンとなっています。
表面にはディスプレイのほか、上部の「SONY」ロゴや1/3.06型の約1320万画素裏面照射積層型CMOS「Exmor RS for mobile」フロントカメラ(F2.0)や近接センサー、環境光センサー、通話用スピーカーなどが配置。サイズは約146×72×8.1mm、質量は約161g。
カラーバリエーションはフォレストブルーの他にミネラルブラックおよびプラチナ、ディープピンクの4色展開。フォレストブルー以外の色味についてはすでに紹介しているNTTドコモ向けXperia XZ SO-01Jやau向けXperia XZ SOV34の写真&動画レポートをご覧ください。
Xperia XZ 601SOの外観のロゴは従来通りに海外向けモデルと同じで、SoftBankロゴはなく、前面に「SONY」ロゴ、背面に「Xperia」ロゴがあるのみで、おサイフケータイのマークもNFCのものとなっています。
キーの配置などもXperia Z5やXperia X Performanceと同様で右側面に指紋認証センサーを兼ねた電源キー、そして、音量上下キーとカメラ/シャッターキーが配置され、左側面は本体上部寄りの位置にnanoSIMカード・microSDカードのスロットが用意されています。カードスロットはいわゆるSIMピンが必要なく取り出せるタイプなのは嬉しいところ。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズで、microSDカードはXCの最大256GBまで。
引き続き、防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に対応。イヤホンマイク端子とUSB Type-C端子はキャップレス防水。なお、別売りで充電台が販売されています。
スペックとしては64bit対応Qualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア)および3GB LPDDR4内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B/F、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、VoLTE、緊急速報メール、Miracast、Google Cast、DLNA、ハイレゾ音源対応、DSEE HX、LDAC、Clear Audio+、S-Force Front Surround、ステレオ録音、デジタルノイズキャンセリング、PS4リモートプレイなど。
背面にはリアカメラやLEDフラッシュライトが配置。Xperia Z4やXperia Z5のときには背面パネルがガラスだったため、カメラレンズ部分も段差のないフラットデザインとなっていましたが、Xperia XZではカメラレンズ部分やライト部分は若干凹んでいます。
リアカメラは、Xperia X Performanceと同様にF2.0で24mmワイド撮影に対応したGレンズと1/2.3型の約2300万画素積層型CMOS「Exmor RS for mobile」を搭載。新たに色を識別するための「RGBC-IRセンサー」を搭載し、光源環境を正確に測定することよって撮影した写真の色再現性を高めています。
また、動画撮影の手ぶれ補正も従来までの3軸からスマホでははじめて5軸に向上し、オートフォーカス(AF)はコントラストと位相差を合わせたハイブリッドAFに加えて、Xperiaシリーズでははじめてレーザーオートフォーカスにも対応しています。
バッテリー(取外不可)は容量が2900mAhで、Qnovo Adaptive Chargingやスタミナモード、急速充電に対応。さらに新しく利用者の日常の充電サイクルを学習し、充電完了までの時間を調整する「Battery Care」にも対応。充電時のバッテリーへの負荷を減らし、Qnovo Adaptive Chargingとともに電池パックを長寿命化します。
SoftBank向けではNTTドコモ向けと同様に256QAMによるデータ通信が利用可能。NTTドコモでは下り最大500Mbpsですが、SoftBankでは下り最大350Mbpsとなっています。対応周波数帯は、4GのFDD-LTE方式で700MHz(Band 12・17)および900MHz(Band 8)、1.7GHz(Band 3・4)、1.9GHz(Band 2)、2.1GHz(Band 1・4)、TDD-LTE方式(AXGP方式含む)で1.9GHz(Band 39)および2.3GHz(Band 40)、2.5GHz(Band 38・41)、3GのW-CDMA方式で900MHz(Band VIII)および1.7GHz(Band IV)、1.9GHz(Band II)、2.1GHz(Band I)、2GのGSM方式で850および900MHz、1.8および1.9GHzとなっています。なお、購入後半年以降のSIMロック解除に対応。
最後にXperia XZ 601SOを簡単に操作しているところや外観をムービーで紹介しておきます。指紋認証で画面ロック解除してスタートしていますが、Xperia X Performanceでもかなり速かったですが、Xperia XZでも速いですし、側面にあるのは結構便利ですよね!
【SoftBank向けスマートフォン「Xperia XZ(型番:601SO)」の外観や操作しているムービー】
動画リンク:https://youtu.be/1yWTr-bNH4s
通信方式 | こちらをご覧ください。 | |
---|---|---|
最大通信速度(下り/上り)※1 | 350Mbps※2/37.5Mbps | |
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ | 約72×146×8.1mm/約161g | |
連続通話時間/ 連続待受時間※3 | W-CDMA網 | 1890分/845時間 |
GSM網 | 760分/745時間 | |
FDD-LTE網 | 1710分/710時間 | |
AXGP網 | -/710時間 | |
連続視聴時間※3 | フルセグ | 7.8時間 |
ワンセグ | 9.3時間 | |
ディスプレー | 約5.2インチフルHD(1920×1080ドット) TFT液晶(最大1677万色) | |
モバイルカメラ (画素数/タイプ) | メイン | 有効画素数約2300万画素/CMOS |
サブ | 有効画素数約1320万画素/CMOS | |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X | |
Bluetooth | Ver.4.2 | |
外部ストレージ/推奨容量 | microSDXCカード(別売)/最大256GB | |
内蔵ストレージ | 32GB | |
内蔵メモリー(RAM) | 3GB | |
CPU(クロック数/チップ) | クアッドコア(2.2GHz×2 + 1.6GHz×2)/MSM8996 | |
電池容量 | 2900mAh | |
Wi-Fi(対応規格、周波数) | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) | |
OS | Android 6.0.1 Marshmallow | |
カラーバリエーション | ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、 ディープピンク |
※2 東名阪の一部より順次提供予定です。ご利用のエリアによっては、下り最大速度(262.5Mbps~75Mbps、またはそれ以下)は異なります。
※3 電波状況や使用環境により変動します。
記事執筆:memn0ck
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