ADIXXION GC-XA2 レビュー・評価

JVC ADIXXION GC-XA2
価格がこなれたところで最近購入しました

参考までにSONY HDR AZ1との比較ムービーを用意しました
http://youtu.be/1g4gYnr6r_U

デザイン
無骨　丈夫そう　硬派　というイメージ
無難なデザインですが　信頼性を高めたらこの容になったのでしょう

画質
2015年2月現在　最近のアクションカムと比べると　発売年度もありやや不利でしょうか
解像感は記録ビットレートの制限から仕方ないところでしょう
彩度　コントラストともやや控えめ(編集時に破たんしないので助かる)

操作性
ボタン類の反応は鈍いものの　不用意に動くよりは良い
他機種の小さなボタンや　ハウジングに入れての操作性を考えたら数段勝っています

機能性
アクションカムとしての機能性はほぼ揃っているようです
WIFI接続時のスマホ設定で　画角や手ブレ設定が出来ないのが不思議
またWIFIもその都度ONにする必要があり面倒
タリーランプが小さいものが1か所　もう少し大きく視認性を求めます

バッテリー
本体の大きさにしてはバッテリーがやや小型
容量的にもやや少なく1050mAしかありません
しかしながら連続1時間45分前後は撮れていますから　他機種と比べた場合勝っているようです

携帯性
ビデオカムとしては非常に小さいですが　アクションカムとしては大柄となります
ハウジングが必要ないことを考慮しても大きく重いです
スポーツシーンにおいてはこの質量はやや不利でしょう

液晶
視野角は数世代前の非常に狭い範囲です
ただ　常にモニタリングするわけではなく　画角や各種設定のためと割り切れば問題ありません

音質
案外こもらず良好に感じています

その他所見
ここ数年各社各様のアクションカムが発売されてきましたが　JVC ADIXXION GC-XA2は丈夫さが際立つと感じています　その反面コンパクト差、重さが犠牲になっています　そしてハウジングなしでもそこそこのウォーターシーンもこなせるのはありがたい
ハウジングは結露対策等かなりシビアなのでその点は助かっています
レンズ面の保護ガラスは　雨粒が描写に悪影響を及ぼします

6084さん同様ソニーのビデオウォークマン（８ミリビデオ）をウェストバッグに、松下製の超小型カメラをサードパーティー製のケーブルで接続　それぞれハンドメイドのハウジングに仕込みサーフ撮影していたことを思うと　
格段にいい時代となったと思います

購入動機
旧機種のＧＣ−ＸＡ１を２台使っていたが、１台が故障したので、本機を１台緊急で購入。さらにＧＣ−ＸＡ１の残りの１台も回収不能となったので、更に本機を追加発注した。

デザイン　４
横向の液晶は手持ち撮影でファインダーの代わりに使うのは辛いが、この機種で想定されている使い方では、カメラの向きの調整に重宝する。別売の防水ハウジング無しで雨や水際でそのまま使えるのは実に快適である。
マウントとの接続に汎用の１／４インチ三脚ネジが使われているのには大変好感が持てる。

画質 ２
この値段、この大きさではこんな程度と諦めるしかない。こんにゃく現象は最悪である。
旧機種（ＧＣ−ＸＡ１）付属のレンズプロテクターはお勧めできない。レンズとの間に結露が生じ撮影に支障を来たす場合がある。

操作性　３
押しボタンスイッチの感触は防水だから仕方ないのだろうがクリック感が乏しく、使っていて押下したのかどうか不安になり、タリーランプの確認が頻繁になる。ビープ音も聞きづらい。

機能性　３
アンドロイドタブレットでの遠隔操作は最初の何回かは上手く行ったが、何も変更していないのにも関わらず、途中で全く繋がらなくなった。しかし、内蔵の液晶があるので私の用途では困る事は無い。
旧機種標準添付の粘着式のマウントは面積が小さいのが難点だったが、別途購入しても安価で、袋に沢山入っていた。固定する力は弱くカメラを脱落させる危険性は高かったのかもしれないが、オートバイのヘルメット等に体裁良く取り付けられ、取り付けたままでも日常の使用に支障を来たさないので、個人的にはこちらの方が気に入っている。

バッテリー　１
持ちは悪い。フィールドによっては現場で電池交換を行うのはナンセンスであるので、本体ごと２台以上用意すべきである。
専用充電器によらず、本体内充電方式としている事に不満を持たれる方も居ると思うが、この機種に限ってはそれに合理性がある。降雨時、水際、水中、低温下等で使用し、内部で結露が発生した場合は使用後、本体内充電でリッドを開いた状態で内部の温度を上昇させるのは内部を乾燥させるのに役立つのである。

携帯性　５
通常の用途では防水ハウジングを必要としないので荷物が少なくできるので、携帯性は良いと評価できる。

液晶　２
カメラの向き、構図を決定する以外には役に立たない。低温下で結露を生じる事があるがこれは水漏れでは無い。

音質 ４
意外と良いのだが、オートバイでは当然だが、風切り音が凄い。ＪＶＣは元々音響機器メーカーでもあるのだから、ウインドスクリーンの別売を希望する。さらにステレオ化も希望する。

総評
大昔ソニーのビデオウォークマン（８ミリビデオ）をデイパックに入れて背負い、松下製の超小型カメラをサードパーティー製のケーブルで接続して、これをゴーグルやヘルメットに取り付けてオートバイの主観ショットを撮っていた時分が懐かしくなる。便利な時代になったとも言えるが、こうした撮影の基本的な部分での苦労はそれ程変わらない様に感じる。

先日、磯遊びの時に水中で撮影しました。その時から液晶画面の内側が曇り、バッテリーを出したら濡れていました。しょっぱかったです。50センチぐらいしか浸けてないのに残念です。海水なのでこれで錆びて壊れてしまうような気がします。

【デザイン】
ハウジングなしで防水等を兼ねた機能的なデザインは好印象。
G-SHOCK的なデザインは機能最優先の他のアクションカメラとは一線を画すかと。
細部もしっかり作りこまれており、高級感も意外とあります。

【画質】
明るい野外での動画は申し分ないです。
派手さはない地味な画質ですが、見た印象そのままをきっちり録画してくれます。
主にドライブレコーダーとして使用しておりますが、
手ぶれ補正はかなり優秀でアイドリング振動はもちろん、段差のショックなども吸収してくれます。

残念なのは暗い箇所(室内)などでノイズが目立つ点と、静止画。
超広角なのはいいのですが、魚眼レンズのように強烈に歪みます。
静止画では手ぶれ補正もないので、動画専用機と思った方がいいかと…。

【操作性】
ラバーで覆われたスイッチはかなり深く押し込まないと反応せず使いにくいです。
が、このサイズのカメラでモニター＆スイッチ付きということ自体が素晴らしいかと。
youtubeのアカウント入力など一部を除き、カメラ単体で設定変更可能です。

【機能性】
コンパクトなカメラですが、ホワイトバランスの変更やフィルタ機能など基本は抑えられています。
またWi-FiでスマホやPCと連動し、遠隔操作やファイル転送が可能です。
カメラ単体でもyoutubeへ動画をアップロードできるのも重宝しております。

【バッテリー】
カタログスペックの最大録画時間は85分ですが、LCD OFFで16GBのSDカード一枚分(01:27:36)は安定して撮れます。
数値だけ見るとそれほど持たない印象はありますが、
フルHD60pの録画時間としては、大半の高級コンデジすら上回っており、
本体サイズを考えればかなり優秀。実際バッテリー容量は1050mAhと結構あります。

【携帯性】
コンパクトさはもちろん、タフネスを売りにしているカメラなので
レンズキャップさえつけておけば安心してカバンやポケットに突っ込んでおけます。

【液晶】
モニターそのものは小さく観賞用としては適していません。
が、カメラのみで撮影状況を確認出来ることが出来る液晶が付いていること自体が有りがたいです。
メニュー等の文字視認性も申し分なし。

【音質】
モノラルマイクですが、意外なほど高音質で録音出来ます。細かい音もしっかり拾ってくれます。
スピーカーは音割れしまくりで酷いものですが、付いていること自体評価できます。

【総評】
兎にも角にも、液晶や操作ボタンが付いており、カメラ単体でほぼ完結出来る点が素晴らしいです。
他に所有している液晶なしのスマホ操作前提カメラでその不便さを痛感しただけに、
普通のカメラで当たり前のことを、このサイズのカメラでも出来る有難味を感じております。

ただそれだけに静止画の性能が残念。
有効画素減らして、超広角の歪みをデジタル補正するモードもあれば、
気軽に使えるスナップカメラにもなりますので、ファームウェア更新に期待したいです。

【デザイン】
面取りされていますし持った時の質感も良く気に入っています。
【画質】
今ひとつ。sonyには遠く及びません。
【操作性】
防水などの機能がありますから仕方が無いのでしょうがボタンが固いです。
【機能性】
ケース無しで防水・防塵を備える所が利点だと思います。
【バッテリー】
持ちが悪く、Wi-Fi使用時はみるみる減ります。
【携帯性】
良いです。
【液晶】
小さ過ぎで実用的ではありません。
【音質】
普通。
【総評】
もう少し大きくても良いのでバッテリーの容量と液晶の大きさを何とかして欲しかったです。