docomoスマホ「AQUOS R8 pro SH-51D」がAndroid 14に!

NTTドコモは11日、同社が「2023年夏モデル」として2023年7月に発売した5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R8 pro SH-51D」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年3月11日(月)10時より提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/Xi)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は約33分。なお、更新ファイルサイズは明らかにされておらず、APN(アクセスポイント)をdocomoにした場合には通信料金はかかりませんが、ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されます。

更新後のビルド番号は「02.00.04」、Androidセキュリティパッチレベルは「2024年1月」となるとのことで、ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認できます。主な更新内容は以下の通りとなっていますが、合わせてシャープの公式Webページ『Android 14対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.14) – よくあるご質問』もご確認ください。

<主なアップデート内容>
◯Android 14に対応
 詳細は下記ページをご確認ください
 https://www.docomo.ne.jp/support/android_os_update/android_14.html

◯Android 14以外の機能向上や操作性改善
 詳細は下記ページをご確認ください
 https://k-tai.sharp.co.jp/support/osv/osv14/index.html

◯改善される事象
・「Clip Now」 が動作しない場合があります。
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2024年1月になります。)


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1インチセンサーとズミクロンレンズを引き続いて搭載

AQUOS R8 pro SH-51Dはシャープのフラッグシップモデル「AQUOS R」の2013年モデル「AQUOS R8」シリーズの上位モデル「AQUOS R8 pro」のNTTドコモ版で、2021年より投入されているLeica Camera(以下、ライカ)が監修した1インチセンサーカメラを搭載した「AQUOS R6」やその2世代目「AQUOS R7」の後継機種となっており、同様にライカがカメラ機能を監修した1インチセンサーカメラを搭載し、表現力がさらに進化しているということです。

AQUOS R8 proのリアカメラはスマホ向けとして圧倒的な集光量を誇る1インチイメージセンサーとライカと共同開発した「SUMMICRON LENS(ズミクロンレンズ)」のシングルレンズカメラを搭載し、新たに撮影時の光の強さや色味を測定して補正する14chスペクトルセンサーを搭載したことによって朝日や夕焼け、室内照明などさまざまな光の環境に応じて“見たまま”により近い自然な色合いで撮影することが可能になっているとのこと。

・約4720万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離19mm相当)
・約190万画素測距用14chスペクトルセンサー

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主な仕様は約6.6インチWUXGA+(1260×2730ドット)有機ELおよび12GB内蔵メモリー(RAM)およびQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」、256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、5000mAhバッテリー、急速充電(PD3.0)、ワイヤレス充電、ワイヤレス給電、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、FMラジオ(ラジスマ対応)、位置情報取得(A-GNSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/Bなど。

パンチホール部分には約1260万画素CMOS/広角レンズ(F2.3、焦点距離27mm相当)のフロントカメラが内蔵され、マスクを付けたままでも使える顔認証に対応するほか、生体認証として3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」も搭載しています。加えて最新のを搭載し、背面の大型カメラリングを通して内部の熱を効率的に放出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」によって長時間の動画撮影などでも高いパフォーマンスが継続します。サイズは約161×77×9.3mm、質量は約203g。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79, n257
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

発売時にはAndroid 13がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 14が提供開始されました。なお、最大3回のOSアップデートと最大5年のセキュリティーアップデートのサポートによって長期間安心して使えるとのこと。更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択してから画面の案内に従って操作します。詳細は『「AQUOS R8 pro SH-51D」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:226KB)』をご覧ください。更新に際しての注意事項は以下の通りです。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アクセスポイント(APN)をdocomoに設定し、docomoをモバイルデータ通信の優先設定にした場合、本アップデートにおいて通信料金は発生しません。
・ソフトウェアが改造されているときはアップデートができません。
・アップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・アップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号、ソフトウェアバージョン情報など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、アップデート以外の目的には利用いたしません。
・アップデートには再起動が伴い、その間は電話の発着信を含めすべて機能をご利用いただけません。
・アップデートは、本端末に保存されたデータを残したまま行うことができますが、お客様の端末の状態(故障・破損・水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っていただくことをおすすめします。各アプリの持つデータについて、バックアップ可能な範囲はアプリにより異なります。各アプリでのバックアップ方法は、各アプリの提供元にご確認ください。
・国外でアップデートを行う場合は、Wi-Fi接続が必要です。
・以下の場合はアップデートができません。事象を解消後に再度お試しください。
 ・日付・時刻を正しく設定していないとき
 ・必要な電池残量がないとき
 ・内部ストレージに必要な空き容量がないとき
 ・国際ローミング中
・アップデート中は電源を切ったりしないでください。
・更新ファイルのダウンロード中は電波状態の良いところで、移動せずに実行することをおすすめします。電波状態が悪い場合には、アップデートを中断することがあります。
・アップデートに失敗し、画面が動かなくなったり、再起動を繰り返すなどで、ホーム画面まで起動できない場合は、以前のソフトウェアに戻すことで、本端末を復旧できる場合があります。
 《復旧操作手順》
 (1)【電源キー】+【音量UPキー】を8秒程度押す
 (2)バイブレータの動作開始後もそのまま押し続け、バイブレータ動作終了後すぐに電源キーから指を離す(電源が切れます)
 (3)【音量UPキー】+【音量DOWNキー】+【電源キー】を同時に長押し(この後バイブレータが2回動作します)
 (4)2回目のバイブレータが動作(長押しから約5秒後)したら、バイブレータ動作中にキーから指を離す
 ※以前のソフトウェアで本端末が起動し、ホーム画面が表示されます。
 ※上記の操作を行っても復旧できない場合は、ご相談ください。お問い合わせ先については、ドコモのホームページ掲載の取扱説明書(PDFファイル)をご覧ください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
 ※Android 13向けのアプリケーションはAndroid 14では正常に動作しない場合があります。
 ※Android 14に非対応のアプリによって端末の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
 ※各アプリケーションのAndroid 14対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・アップデート後、「コンテンツ表示」設定が削除されます。
 ※本機能は、インカメラ横の領域をアプリ表示領域にする(ON)・しない(OFF)の設定項目であり、アップデート後はインカメラ横の領域をアプリ表示領域にする(ON)のみとなります。




記事執筆:memn0ck


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