長時間利用でも快適・高音質なイヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip」をレビュー!

完全ワイヤレスイヤホンは左右独立した形態のため、耳へのフィット感が大事な要素となります。特に装着時に脱落防止のため、メーカーごとにさまざまなスタイルやデザインを採用しており、中でもスポーツやリモートワークで多く利用されているイヤホンとしてオープン型イヤホンがあります。オープン型イヤホンは音楽のノイズキャンセル機能は搭載されていませんが、外部の音を遮断せずに脱落しにくいため、長時間の利用に向いています。

そんな完全ワイヤレスイヤホンとしてより快適な装着感と高音質を両立したイヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip」が登場しました。このHUAWEI FreeClipは華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)より2024年2月にリリース予定ですが、リリースに先立ってSB C&Sによってクラウドファンディング「GREEN FUNDING」にて支援受付が2023年12月19日(火)より2024年2月1日(木)まで実施されています。今回はHUAWEI FreeClipのサンプル品をファーウェイ・ジャパンよりお借りしましたので紹介します。

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HUAWEI FreeClipのイヤホン部分

HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同様にイヤホンと充電などを行うためのケースのセットとなっており、イヤホンは球体デザインの「アコースティックボール」および「C-bridge(C-ブリッジ)」、「コンフォートビーンズ」という3つの主要パーツで構成されています。またイヤホンは耳に挟むスタイルで装着し、ニッケルチタン形状記憶合金による高い弾性と着けやすさによって激しい運動でも落ちにくくなっています。

デザインとしても1万人以上の人間の耳のデータを基に人間工学に基づき何百回もの最適化を行い、さまざまな耳のサイズと形状に合うようになっており、イヤホン単体の重量は約5.6gと軽いため、長時間装着しても快適だとのこと。またイヤホンは左右対称のデザインで、左右の耳を自動識別します。もちろん片耳だけの使用でも識別可能です。さらにIP54に準拠した防滴・防塵に対応しているため、ワークアウト中でも汗などを気にせず音楽を楽しむことができます。

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HUAWEI FreeClipのイヤホンを装着してみたところ

一方、充電ケースは貝殻形デザインとなっています。イヤホンの収納は、左右の区別なく収納することができます。カラーはパープルとブラックの2色がラインナップされており、イヤホンと充電ケースはそれぞれの色で統一されています。またバッテリー性能はフル充電で最大8時間の連続音楽再生、充電ケース込みで最大36時間の音楽再生が可能です。さらに急速充電機能によって約10分の充電で最大3時間音楽再生で使用できます。マルチポイント機能により、最大2台と同時接続可能です。

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充電ケース


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充電ケースにイヤホンを収納

音質に関してはアコースティックボールに収納されている約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーによってオープンイヤー型ながらも豊かな低音を実現しています。またスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「AI Life」にて「ボーカルブースト」や「高音ブースト」、「低音ブースト」などのイコライザー機能を利用できます。さらに逆音波システムを導入しており、音漏れも抑えているとのこと。一方で通話はデュアルマイク+骨伝導VPUセンサーを搭載したマイクにて通話ノイズリダクション機能を利用できます。

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AI Lifeでイコライザー設定

タッチコントロールはイヤホンの部分を広範囲にタッチすることができ、トリプルタップで前の曲/次の曲、ダブルタップで再生/通話応答の操作が可能です。なお、これらの操作方法はAI Lifeにてカスタマイズ可能です。

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AI Lifeでタッチコントロール設定

実際に使ってみると、装着感と音質の良さに驚きました。オープンイヤー型イヤホンは、カナル型やインナーイヤー型に比べて音質面で不利な部分がありますが、HUAWEI FreeClipは音質が良く感じました。外音がうるさいような場面ではオープンイヤー型のため不利にはなりますが、通常の利用シーンでは不満のない音質です。

さらに音漏れが少ない機能を採用しており、静かな場面でも使いやすくなっています。また、装着感に関しては、驚くような軽さです。耳に挟むスタイルで重さを感じないため、長時間利用で負荷がありませんでした。オープン型イヤホンを利用したい人におすすめしたい製品だと感じました。店頭などで試せる機会がある場合は是非装着時のフィット感や音質をチェックしてみてください。




記事執筆:伊藤 浩一


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