HUAWEI Eyewear 2はメガネのツル部分にスピーカーが内蔵されています。日本でも昨年8月に発売された前機種「HUAWEI Eyewear」が一部のメガネ愛好家から好評となっていましたが、後継機となるHUAWEI Eyewear 2は音量が約30％強化され、低音域の強化や高周波帯域幅の拡大がされています。

また音漏れ防止のため、上下対称的な出音設計にて音声を打ち消す逆音波アルゴリズムが搭載されているとのことで、スマート音量調整機能で静かな環境では音量を小さくすることが可能です。接続方法はBluetooth 5.3準拠、コーデックはSBCとAAC、最大2台までのマルチポイント接続に対応しています。


バッテリーはフル充電時の音楽連続再生時が最大11時間となっており、前機種の約6時間から大幅に向上しました。充電時間は約50分、約10分の充電で最大3時間音楽再生できる急速充電も可能です。充電は専用充電ケーブルでマグネット式により簡単に充電できます。


操作方法はテンプル部分のダブルタップ、スワイプ、長押しにて行います。音楽の再生/停止、音量調整、着信応答、着信拒否に対応しており、アプリAI Lifeでカスタムが可能です。装着してすぐに音楽再生できるように加速度センサーやジャイロセンサーを搭載しています。


実際に装着して利用してみると、オープンイヤー型イヤホンのような感覚で利用ができます。耳の部分が開放されてツルの部分から音が出ているため、長時間の利用でも負荷が少なく快適です。


音量は十分な印象だと感じたほか、音漏れに関しては音量を大きくしても気にならないレベルという印象でした。またオープンイヤー型イヤホンは音質が軽くなってしまう傾向がありますが、HUAWEI Eyewear 2は逆に中音が強い印象のため、音楽の種類によってはスマホなどに内蔵されたイコライザー機能にて音質を調整するような方法もあります。


バッテリー性能に関しては1日使っていても十分持ちつため、1日1回充電すれば常用では十分だと思います。その他、テンプル部分のスワイプによる音量操作もやりやすい印象で、メガネを装着してすぐに音楽再生を始める機能は便利に感じました。こうしたHUAWEI Eyewear 2のイヤホンとしての性能が使いやすく、筆者は普段メガネを利用していませんが、ワイヤレスイヤホンとしてHUAWEI Eyewear 2を利用したくなりました。

なお、HUAWEI Eyewear 2はメガネチェーンのOWNDAYSとコラボしており、HUAWEI Eyewearシリーズの専用レンズ交換割引10％OFFチケットが提供されます。またOWNDAYSとのコラボレーションモデル「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear 2」としてスクエア型（型番:HW2003-3A）、ブロウスクエア型（HW2004-3A）、ウェリントン型（HW2005-3A）、ボストンウェリントン型（HW2006-3A）の計4種類がリリースれており、OWNDAYSコラボモデルでのみ使用できるマグネット式の専用SNAP LENSも用意されています。







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