人気スマートウォッチ「Amazfit」の次世代エントリーモデルをレビュー!初心者にオススメ

スマートウォッチは今では高機能なモデルから低価格帯のカジュアルなモデルまで非常に多くの製品が販売されています。そうした中で初めてスマートウォッチを利用する人にオススメしたい製品として、大画面で基本機能が充実している「Amazfit Bip 5」を紹介します。

Amazfit Bip 5はスマートウォッチなどのウェアラブル製品を中心にグローバル展開しているZepp Healthが開発・販売している「Amazfit」ブランドおける人気のエントリーモデル「Amazfit Bip」シリーズの最新機種で、究極のコストパフォーマンスを実現した次世代モデルとして日本では2023年9月22日(金)に発売されました。

販路はAmazfitの公式Webストア( https://www.amazfit.jp/ )や大手Webストア「」のほか、量販店やECサイトなどで、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webストアでは14,800円となっています。今回、そんなAmazfit Bip 5のサンプル品をご提供いただいたため、実際に使用してみた模様を紹介したいと思います。

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Amazfit Bip 5のパッケージ

初めて利用するスマートウォッチの重要なポイントは価格や画面の視認性、バッテリーの持ちあたりが挙げられます。まず価格ですが、Amazfit Bip 5は前述通りに公式Webで14,800円となっており、1万円台という購入しやすい価格帯です。カラーバリエーションは3色展開で、ソフトブラックおよびクリームホワイト、パステルピンクとなっています。

また画面に関してはサイズと解像度が約1.91インチ320×380ドットと、大画面かつ高解像度となっており、視認性が高くなっているほか、エントリーモデルではありますが、2.5D強化ガラスでデザイン性も高く、指紋防止コーティングも施されていてタッチ操作をしても指紋が目立たないようになっています。

旧モデル「Apple Watch Siries 6」(約1.78インチ448×368ドット)と比較すると、ほぼ同サイズながらも大画面化しています。なお、サイズと質量はAmazfit Bip 5が約45.94×38.09×11.2mmおよび約26g、Apple Watch Siries 6が約44×38×10.7mmおよび約36.6g、軽量化も行われています。

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Amazfit Bip 5(左)とApple Watch Siries 6(右)のディスプレイ比較


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Amazfit Bip 5(左)とApple Watch Siries 6(右)の厚さ比較

一方、バッテリーの持ちに関してもカタログ値で一般的な使い方なら最大10日間となっています。また激しい使用で5日間、省電力モードで最大26日間です。そのため、通常利用する場合は週に1度充電すれば十分利用できます。なお、バッテリー容量は300mhで、マグネット式の専用充電ケーブルにて2時間でフル充電となります。

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専用充電ケーブルで充電

機能面では健康管理が24時間データ取得が可能で、心拍数(高心拍数、低心拍数の異常検知アラート搭載)、睡眠(睡眠ステージと日中の仮眠モニタリング)、血中酸素レベル、ストレスモニタリング(高ストレスレベルアラート)、月経周期トラッキングのデータ取得します。スマホアプリZepp(Android7.0以上、iOS14.0以上)と同期して、データ参照が可能です。スマホからの通知に関しても、Zeppで設定が可能です。

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画面メニュー


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睡眠データをスマホアプリZeppで表示


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心拍数をスマホアプリZeppで表示

スマートウォッチの便利な機能としては音声操作ができる「Amazon Alexa」(日本語対応)のほか、天気や音楽コントロール、リモート撮影(iOSのみ対応)、TO-DOリスト、アラーム、スマホを探す、カレンダー,会員カード(気に入り店舗のショップカードのポイントコードなどをウォッチに追加)などの機能が搭載されています。また「モーニングアップデート」を有効にすると、天気や健康データ、カレンダー、イベントなどが毎朝ポップアップ表示されます。Bluetooth通話機を搭載しており、腕時計で電話をかけたり、電話に出たりすることができます。

ワークアウトに関しては内蔵されたGPS(4衛星測位システム、GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS)によってスマートフォン(スマホ)を持たなくても位置情報の取得が可能です。120以上のスポーツモードに対応しており、ワークアウト中の距離、速度、心拍数の変化、消費カロリーを記録して終了後にスポーツデータレポートを本体とスマホなど向けアプリ「Zepp」で表示できます。

さらに最大酸素摂取量(VO2 Max)や完全回復時間、トレーニング負荷、トレーニング効果などの専門的なデータを評価するアルゴリズムが搭載されてます。そしてフィットネスデータは「Strava」や「adidas Running」、「Relive」、「Komoot」、「Google Fit」、「Apple Health」といった外部アプリと共有できます。もちろん防水・防塵(IP68)対応で、最大1.5mの耐水性を持っています。

このようにAmazfit Bip 5はスマートウォッチとしての基本機能が充実しており、大画面でバッテリーの持ちが良いため、初めてのスマートウォッチとしては使いやすいモデルになっていると感じました。これからスマートウォッチを使ってみようと思っている人は是非検討してみてください。

Amazfit



記事執筆:伊藤 浩一


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