ウェアラブルデバイス「Fitbit Charge 4」がSuicaに対応へ! |
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は28日、Fitbitのウェアラブルデバイス「Fitbit Charge 4」で非接触IC機能「FeliCa」によるかざす決済・交通チケット「Suica」を3月上旬から利用できるようになると発表しています。これにより、Fitbit Charge 4がSuicaとして鉄道・バス、買い物などで利用可能となります。年会費は無料。
またFitbit Charge 4をAndroid搭載製品やiPhoneなどのiOS・iPadOS搭載製品とペアリングし、Fitbitアプリを利用することで、Suicaの発行やGoogle Payによるチャージなどが利用できるとのこと。なお、Suicaは日本全国の約5000駅、約5万台のバスのほか、交通系電子マネーとして約110万店舗(2020年12月末時点)で使えます。
Suicaはこれまでにもスマートウォッチ「Apple Watch」シリーズや「Garmin Pay」対応のGarminのスマートウォッチシリーズ、ソニー製スマートウォッチ「wena 3」などのウェアラブルデバイスで利用できていましたが、新たにFitbitでも利用できるようになります。対応製品(2021年1月28日時点)はFitbit Charge 4(Suica対応機種)のみ。
Suicaの利用するにはSuicaに対応したFitbit Charge 4が必要となり、現在販売中のFitbit Charge 4はSuicaをできないとのことなのでご注意ください。なお、Suicaに対応したFitbit Charge 4の発売時期についてはFitbitから案内されるとのこと。Suica発行にかかるデポジットも不要です。利用できる機能・サービス一覧は以下の通り。
機能・サービス | 可否 | 備考 |
新規発行 | 〇 | 発行と同時に最低1,000円のチャージが必要 端末1台につき発行できるSuicaは1枚 |
クレジットカードによるチャージ | 〇 | Google Pay(Googleアカウントに登録されているクレジットカード)からのチャージが可能 |
コンビニなどでの現金チャージ | 〇※ | ー |
券売機などでの現金チャージ | 〇※ | 一部の駅に設置されているトレイ型の券売機などで可能 |
銀行チャージ | × | ー |
チャージ残高による鉄道利用 | 〇 | Suica対応のバス利用も可能 |
チャージ残高でのお買い物 | 〇 | ー |
残高表示 | 〇 | ウェアラブルデバイスでも表示可能 |
履歴表示 | 〇 | 前日分までの表示 |
払いもどし | 〇 | 手数料(220円)が必要、アプリ上で払いもどし可能 |
再発行 | × | ー |
機種変更による残高引継ぎ | × | ー |
JRE POINTを貯める | 〇 | JRE POINT WEBサイトでの登録が必要 |
JREPOINTによるチャージ | × | ー |
定期券の購入 | × | バス定期券も不可 |
Suicaグリーン券の購入 | × | ー |
タッチでGo!新幹線 | 〇 | 券売機での利用開始登録が必要 |
新幹線eチケットサービス | 〇 | えきねっとへの申込が必要 |
ネット決済 | × | ー |
エクスプレス予約 | × | 東海道・山陽新幹線のサービス |
スマートEX | 〇 | 東海道・山陽新幹線のサービス |
記事執筆:memn0ck
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