松本市文書館の木曽寿紀専門員が入手した断髪前の川島芳子(右)の写真旧日本軍スパイとして活動したとされる清朝の王女川島芳子が、10代を過ごした長野県松本市などで撮られたとみられる写真が2枚、見つかった。「男装の麗人」とも呼ばれた川島の断髪前の姿に、所有者は「激動の人生が始まる前の表情をとらえた貴重な写真だ」と話す。川島は1907年に清朝粛親王の王女として生まれ、日本人、川島浪速の養女となった後、松本