クリスマスイブの夜、発足したばかりの日産自動車の新体制が崩壊した――。日産自動車の執行部門ナンバー3で副最高執行責任者(副COO)の関潤氏が近く退任し、2020年4月以降にモーター大手の日本電産社長に就任する見通しが明らかになったのだ。日産は西川廣人・前社長兼CEOが社内規定に反した報酬を得ていたことが発覚、9月16日に事実上の引責辞任に追い込まれた。それを受けて、社外取締役らで構成される指名委員会が10月8日