清水建設は東洋アルミニウム(大阪市中央区)と共同開発した超撥水型枠「アート型枠」を、ホテル祇園一琳(京都市東山区)の外壁・内壁を構成する木目調打ち放しコンクリートの施工に適用した。蓮の葉の表面機構を模した超撥水層を備えた杉板型枠により、杉の木目が転写された表層面積1000平方メートル超のコンクリート壁が打ち上がった。コンクリート打ち込み時に型枠表面に巻き込まれた気泡は型枠外に排出され、気泡痕が