さらにポータブル電源の本体は、太陽光パネルで充電することができるため、電気代の節約ができるとして注目もされています。
今回は、小型でリーズナブルなポータブル電源「EcoFlow RIVER2」と、コンパクトに折り畳みできる「EcoFlow 110Wソーラーパネル」を紹介します。
EcoFlow RIVER2
EcoFlow RIVER2は、バッテリー容量256Whのポータブル電源です。
AC2口・USB‐A2口・USB‐C1口・シガーソケット1口合計6出力ポートを搭載しています。
AC出力300W(ブーストモードで450W)に対応していますので、W数が対応している家電の利用もできます。
例えば、
・スマートフォン(バッテリー4000mAh)は約13回の充電
・電気毛布(50W)は約4時間の利用
・小型冷蔵庫(40W)は約5時間の利用
これらが可能です。
車中泊で利用する場合、ちょこっと家電というグリル鍋も、260Wのため利用が可能です。
EcoFlow RIVER2とちょこっと家電の利用例
EcoFlow RIVER2の特徴としては、急速充電に対応しているので、コンセントから360Wで充電した場合、60分で満充電が可能なところです。
またスマートフォンアプリEcoFlowを使うことで、ポータブル電源本体の操作・管理ができます。
重量が3.5kgと軽量で、本体にグリップが付いているため、可搬性が高くなっています。
EcoFlow RIVER2をEcoFlow 110Wソーラーパネルで70W充電の様子
EcoFlow 110Wソーラーパネルは、
折り畳み式の太陽光パネルで軽量なモデルです。
収納バッグは防水防塵性能を備え、ソーラーパネルのキックスタンドとしても利用できます。
最大110Wの
太陽光発電に対応し、RIVER2の充電を約3〜6時間で満充電が可能。
EcoFlow 110Wソーラーパネルの収納バッグ
EcoFlow 110Wソーラーパネルの収納バッグをキックスタンドとして活用
実際に、EcoFlow RIVER2をEcoFlow 110Wソーラーパネルで充電してみました。
日差しが弱めだったため、ソーラーチャージャーからの充電は70Wとなりました。
70Wを維持できれば、EcoFlow RIVER2を5時間程度で満充電にできます。
パネルを太陽の向きに合わせることで、効率的に充電が可能です。
EcoFlow RIVER2をEcoFlow 110Wソーラーパネルで70W充電の様子
EcoFlow RIVER2は、
スマートフォン(バッテリー4000mAh)を約13回充電できますので、一日一回充電した場合、2週間程度はスマートフォンの充電に活用できます。
節電対策の一つの方法として、
太陽光パネルでポータブル電源を充電して、ポータブル電源でスマートフォンの充電や家電を利用する、といった方法も検討してみてはいかがでしょうか。
執筆 伊藤浩一