Adoがライブを行うのはこれが2度目で、初ライブは今年4月にZepp Divercityで開催された『喜劇』。今回のライブはさいたまスーパーアリーナで開催され、
Adoは大規模なステージに立ったことを契機に、これまでの歩みと夢への思いを振り返った。
まず、小学生の頃に3DSでニコニコ動画を見ていた思い出に触れ、「歌い手とかボカロPになりたいねって、まだ何も完成していないのにアカウントを作って、歌ってみたの本を買って、カラオケに行ったら頑張って練習したボカロしか歌わなくて(…)夏も秋も冬も春も何も自分には特別なイベントなんて無かったけど、毎日動画を見ているだけで幸せで、未来を考えるだけで幸せだった」と綴った。さらに、「ずっと未来の自分がなんとかしてくれると思っていたけど、未来の自分なんて結局存在しない。今の自分がその未来に立つしかない。未来がなんとかしてくれるなんてことは絶対にない」と、その頃抱いていた夢への決意も明かした。
そして、歌手になりたいという夢が叶ってしまった嬉しさと葛藤も赤裸々に語る。「ステージに立ちたい。けれど立てば夢が叶ってしまう。今の自分がその 憧れになれるかもわからないのに、このまま進んでいいのかという気持ちと、昔の思いがまだ鮮明に残っている10代の自分でこのステージに立ちたいという気持ち」「怖くて、叶えたくて、嬉しくて、なんかもう本当、なんだろう。わからない」
その上で、ライブ『カムパネルラ』を振り返り、「でも、ステージから見た景色は、昔の私が想像していた景色のまんまだった。頭の中から取り出したみたいな…それ以上に綺麗で、輝いていて、“
Ado”のための光。画面越しじゃない、この目で本当に銀河の海を見た」「私は私の未来を信じてきて良かった」と、夢のステージに立てた感動を言葉にした。
人生で2度目となる大規模なライブを終えた
Adoの生き生きとした心情の吐露に、ファンからは「アリーナお疲れ様でした 本当に素敵な景色を見せてくれて、こちらこそありがとう」「
Adoさんの夢の場所で一緒に立ち会えたこと幸せです」と、ステージの感動を分かち合ったファンから熱い声援が届いていた。
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