アレッサンドロさんは「サルの行動は読めないですし、より深刻な事態に発展することを避ける必要がある」と話し、心配した地元の人々と共にブラジル環境省の下部機関である「ブラジル環境・再生可能天然資源院(Brazilian Institute of Environment and Renewable Natural Resources、IBAMA)」に連絡して対応を求め、同機関は調査を開始する旨を公表した。
そして後日、動物愛護団体が同地域を訪れサルの捕獲に成功したというニュースが報道された。このサルは同州テレジーナ市にある「ブラジル環境・水資源研究所(Brazilian Institute for the Environment and Water Resources)」の動物リハビリセンターにて保護される予定となっており、獣医は「サルは野生に戻すためにリハビリを受ける予定です」と語っている。